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どうして繁殖屋は存在するのか

 繁殖屋にいる犬の世界はね、おやつって何?お外って死んだ時に行ける場所だね。愛ってごはんもらえる事じゃないの?病気になったら我慢すればいいんだよね。暑くても寒くても季節が過ぎるのをじっと待つよ。って感じなんだ。このお母さん犬、お父さん犬の子達の子がペットショップに並ぶんだよ。子犬たちの本当の誕生日は生体市場のセリのある日が生後49日めにあたるのがほぼお約束…。

 繁殖屋(犬屋)とは、狭くて汚い犬舎に信じられない位たくさんの種類の犬を閉じ込め、ヒート毎に死ぬまで産ませてるやつらだよ。ペットショップに並ぶ子達の故郷だよ。法改正で(来年6月施行)やっと繁殖制限が6歳になったとて、10回とかやるにちがいない。 動物取扱業を持ってる人1人あたり15頭までしか飼っちゃいけない事になった。大型犬と小型犬ではスケールが違う。ワタシは1人の動物取扱業で100頭とか、酷いと300頭とかやってるとこも知ってる。 

 ペット業界は、犬猫が病気で早く死ねばまた買ってくれて儲かるよね。いっぱい疾患あれば、頭と技術が足りない獣医は儲かるよね。 フード会社は療法食やら、フードジプシーがいればたくさん売れるね😭。 

 飼主は、ただひたすら家族になった犬猫を愛して涙し、幸せにしてあげようとがんばる。優しい人達の気持ちを逆手に取り、繁殖屋をはじめ、ペット業界の一部の人はお金を稼いで生きているんだよ。 

 ワタシは病院代でオヤツを買ってあげたいよ😭。  

だから保護犬をお迎えする選択肢が無ければ、本物のブリーダーからボルゾイを迎えてほしいんだ。ボルゾイ大好きって言う気持ちを、お迎えしたいと思う気持ちを、巡りくるご縁をコントロールする力など誰も持たない。持ってはならない。 ワタシは、犬も人間も辛い思いをして泣いてほしくない。だって必ず泣いてしまうお別れの日は来るんだから。それまでに悲しい事は少ない方がいい。

 繁殖屋と本物のブリーダーを一緒にしないで🙏。目的が違うんだもん。 プロブリーダーの子は健全健康が基本だよ。目的は理想。お金じゃないんだ。だから飼主は知識武装しなきゃいけないと思うんだ。

 イギリス、ドイツ、フランスの場合、ブリーダーは専門性の高い職業で、専門資格が必要で開業のハードルが高いです。日本の様な超簡単な資格や、ペットショップ勤務経験みたいな緩いものではありません。 そして、ブリーダーとして適切かどうかを厳しく国が判断します。加えて、海外のケネルクラブは繁殖者の調査、自主規制をしています。JKC(ジャパンケンネルクラブ)は鬼畜繁殖屋(犬屋)には何にもしない。

 そして、ブリーダーの法律違反には禁固刑や拘束刑など重い罰則があります。日本は、法律違反の場合もすごく厳しい場合でも罰金程度しかありません。これが現実。 JKCのエライ人に質問。どうして日本はやんないの? 繁殖屋(犬屋)がJKCを支えているって推察します。 

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