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【EA開発者向け】EAコピーツールのライクネスの利用を検知してコピートレードを防ぐ方法

こんにちは。もるふぉと申します。外資系IT会社のプログラマです。
今まで、PHP, Ruby, Python, Java, C++, GoLang などを利用して自社、他社問わず様々な企業のソフトウェアを構築してきました。
EAは自分用のものを作成してきました。
エンジニアリングの観点から皆様のお力になれるのではないかと思いEAに関する情報発信していきます。

ライクネスというMT4からMT4へトレード内容をコピー出来るツールがあります。

私の観測している範囲ですと、日本で一番流行っているコピーツールではないかなと思っております。
容易にトレード内容がコピーされてしまうため、EA販売者にとって大変脅威のツールになります。

今までコピーツールは検知することが難しい言われてきました。ライクネス公式サイトでも「ライクネスはEA提供者にバレない」と記載されています。
ただライクネスの挙動を観察してくとある特徴に気が付きます。
そしてその特徴を逆手に取りライクネスを検知できたのでその方法を共有いたします。

この記事では下記の3つをお伝えいたします。

✅ ライクネスの技術的な仕組み
✅ ライクネスを検知する方法、その上でライクネスユーザーを判明させる方法
✅ ライクネスを検知ができない条件

検知する方法はMQL4のサンプルソースやキャプチャを交えながらわかりやすくお伝えいたします。

※あくまで現時点での検知する仕組みになります。今後のアップデートなどによりこの方法が利用できなくなってしまう可能性があるのはご了承ください。
※この記事が広まる事による弊害もあるため価格は高めに設定してあります。

有料部分のサンプルキャプチャ

あなたのEA取引をライクネスを利用してコピーした場合、その口座番号がこのようにわかります。




ライクネスの技術的なしくみ

こちらは私がライクネスの挙動を観察して得た推測になります。100%内容を保証するものではございません。

ライクネスには2つのEAがあります。

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