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大阪南港海つり園と南港野鳥園 ―欺かれる人々(4)

廃止の対象だったはずなのに、台風の被害まで復旧されて現存する施設。

1 南港海つり園

 こちらの「大阪南港魚つり園」は「廃止・縮小する施設(平成25年8月現在)」にあがっています。

護岸 (621)

昭和54年 「南港大阪魚つり園」 として開業
平成26年 「南港魚つり護岸園」 名称変更 
平成29年4月1日 リニューアルオープン
平成30年8月24日~平成31年4月26日 休園
平成31年4月27日 仮復旧再開
現在に至る

現在のホームページには、

スクリーンショット (626)

魚つり園護岸 (610)

一方、大阪市のホームページでは

護岸 (621)

 本来であれば平成26年の時点で運営が市ではなくなっているはずです 
 しかし、こちらの施設は市としては「護岸」だけれど「公益財団法人 日本釣振興会」の「釣りの振興事業」のために「釣り施設」として継続しています。しかも入場無料です
   台風で被害を受けて一時使えなくなっていたようですが、復旧されたみたいです
 維持管理費は、どうしているのでしょうか?


2 大阪南港野鳥園

 同じ時に廃止が決定した「大阪南港野鳥園」(昭和58年開園)は、
平成26年3月 「海浜施設条例上の施設として廃止」
平成26年4月 「野鳥園臨港緑の緑地」(「港湾施設の野鳥園臨界緑地として位置づけ」らえれ現存しており、大阪市が管理しています。

3 最後に

 他の多くの施設では、反対の声があがり何万何十万と署名が提出されましたが、施設の廃止、再開発までがセットで強行されました。なぜか、こちらの施設だけは、入場料無料で継続されています

 大阪府民は、「おおさか府民牧場」の府債を今も払い続けています。