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学力もワースト2位 ―破壊される水都(3)

学力テスト(601)

 大阪の議会で教員の離職率の高さが議題にあがった事があります

 府庁の前で、200人の学生が抗議集会を行い、1,000人の学生と保護者がデモ行進をおこなった事があります

 2008年ハシシタ知事が就任して、「福祉、医療、高齢者、学校、文化施設」などの市民に必要なお金がバッサリ切られました。
 一方で、WTCなどの購入は、議会で2度否決されたのに強行され84億円のお金が無駄になりました。

1 翻弄される学校に関わる人たち

2008年には「私学助成金」が削減されました。この時、ハシシタ知事は、陳情にきた高校生に向かって「日本から出て行け」と言いました。泣いてる生徒もいました。今でも、Youtube等で見られるみたいです。その翌年には「私立高校生を持つ親に対する授業料の軽減措置」を縮小しました。
 しかし、2010年には私学無償化(完全ではありません)を実施します。
 経費を削減されたのは、高校だけでなく、中学校、小学校も。全国最低のレベルをさらに引き下げています。

2 生徒が集まらない学校には退場してもらう

 こんな言葉を吐いて「教育基本条例」を強引に成立させます。
 首長が「教育目標」を議会に提出する事ができます。首長が罷免する権限も付けました。要は、指示に従わなければクビにできるのです。この時、教育委員会のメンバーが総辞職しています。その事について「対案も出さず、辞任して無責任」と筋違いに罵倒しています。

3 私立と公立の意味のない競争

 私立の学費が安くなったので、公立が定員割れをおこしました。公立高校が3年連続で定員割れしたら廃校にすると条例にもりこまれています。教職員の自殺者も増えたと。ある校長先生も、定員の事ばかり考えていまう。と当時の新聞に掲載されました。
 街中の美容院ではないのです。人気がなければ潰れろ。は、暴論です。
 こんな競争、必要ですか?こんな高校の廃校の仕方って正しいですか?

4 市長に転身してからも

「大阪市立デザイン教育研究所」という専修学校への運営費「1億円」のお金を出しませんでした。市の教育委員会がなんとか残そうと尽力しましたが、「寄付でまかなえ」とつきはなしました。

5 最後に

もっと、調べた事があるのですが
取り急ぎ書きました。また、詳しい資料などは追加すると思います。
2010年10月15日