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女の人生、分かれ道があっても絶対また20年後、あの場所で会おうね!

今日はいつも定期的におしゃべりしている、仲良しの女の子と一緒に食卓を囲った。

お惣菜を買って温めて、パンプキンスープ作ったり、奈良漬けチーズ切ったり。そういえば去年のクリスマスディナーも、彼女のおうちでいろいろ作ったのだった、チキンのビール煮とかキッシュとか。

彼女とは食の好みや、かわいいねと感じる価値観なんかが似ていて
2つほど年下なのだけど、いつも世界や社会に向ける眼差しが、私よりもずうっと広くてしっかりしている。
ジェンダー課題や人権、SDGsなんかにも詳しくて、企業のCSR活動を支援してたりとか
人権や社会課題で見たときにそれってほんとにあるべき姿なの?と日常的に考えている人なのでそういうところを尊敬していたりもする。

数年前、仕事で抑うつ状態になりどうにもこうにも動けなくなったとき、彼女にぽつんと弱音を吐いた。「あぁもう、ナチュラルにいなくなりたい。」

彼女は開口一番、「死にたくなるくらいなら会社行くな!今から明日休むって言え、もう仕事するな、そして死ぬな!」と瞬時に言い返した後に、
それでも「そんなのむりだ、怖いよ怖いよ」と怯える私の背中を思い切り蹴飛ばしてくれた子だった。

あの時の彼女の支えがあって今の私があるので、ほんとに頭が上がらないし信頼してるし大切な存在なのだ。
そんな彼女とコロナ禍の今年もまた、去年と同じように集まってクリスマスディナーができていることに、「良いお年を、また来年もよろしく」と言い合えることに、なんだか感動している私です。

こんな素敵な存在と、これからも変わらずご縁を繋いでいけますように。
女の人生は30歳近辺で分かれ道を迎える。結婚・出産・親の介護をする・しないといったところが道を分かつ。でも20年後くらいには、またそれぞれの分岐点から同じ道に戻ってくるんだ(と、私は信じている)。
だからこそ、分かれ道での経験を彼女達の前では、笑いあり涙ありの土産話にできるようにしておきたい。中島みゆきや演歌、JPOPの2番目の歌詞に、なぜだか必然的にぐっと引き込まれる時期でもあるのだよなあ。
身近な人の死、生きづらさ、社会のいろんな不条理や理不尽諸々を何かしら経験する年齢になってこそ、深められる友情もある。その時期に差し掛かって人生はまた一段と、深みのある味わいを増していくのだろう。

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