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駐車をマスターするにはポイントを抑え、車の動きを理解する!ペーパードライバーの車庫入れ【プチ講座①】

プチ講座は駐車を成功させる為に理解しておきたい項目となります。

※この記事はペーパードライバー、初心者向けの記事となります
※実際の動画有りの駐車手順の説明記事は後日掲載となります


そもそも駐車(車庫入れ)は難しいのか!?

ペーパードライバー講習をしている時、生徒さんに苦手な事やマスターしたい事を質問すると99%が【駐車できるようになりたい!】と答えます。
駐車ができないからどこにも行けない・・・という声も。

確かに車庫入れができないと、どこにも行けないし帰れない。
逆に駐車ができるようになれば普段の買い物、家族の送迎、ドライブなど色んな場所に行けるようになります。

実は駐車は「ポイントを抑えて車の動きを理解」できてしまえばとても簡単です。
自信がつくまでには数をこなさなければなりませんが・・・
駐車が苦手、難しいと思う人はこの各ポイントの理解ができていないのではないでしょうか。
本記事では、駐車をするにあたり先に理解しておくべきポイントなどを紹介し、実際の駐車方法は動画付きで後日掲載予定となります。

駐車が出来る人と出来ない人の決定的な違い

駐車ができる人
・駐車手順を理解している
・見るポイントを把握しているので間違えにすぐ気づく
・車の動きを理解している
・ハンドルをどちらにどれくらい回すか理解している
・スピードの加減ができているのでミスが少ない
駐車ができない人
・駐車手順を全く理解していないので動きがおかしい
・見るポイントがバラバラで、間違えても全然気付かない
・車の動きを理解出来てないのでハンドルを切るタイミングが変
・ハンドルを適当に回すし、回す量も多すぎたり少なすぎたり
・ハンドルの真っ直ぐと、車体の真っ直ぐの関係性が意識できていない
・バックスピードが速すぎてハンドル操作が間に合わない
・分からない事だらけで、考える事を諦めてしまう
・そもそも駐車のイメージをしていない
・バックモニターばかり見て、はみ出しに気付かない
・車庫の壁や隣の車ばかり気になってしまい、動けなくなる

では駐車が出来ない人が、駐車出来るようになるには何をしたら良いのか考えてみましょう。
まずは大体で良いので駐車方法をイメージしてみてください。
イメージできない人はコンビニやスーパーなどの駐車場で他の人の駐車を観察してみましょう。
●車の動き方
●駐車スペースに対して車がどの位置か、どの角度か
●どこを見てバックしてるのか
まずは大体の車の動きイメージが掴めるかと思います。
※この時ジッと見過ぎるとトラブルの原因となりますのでご注意ください

車の動き方のイメージがある程度わかれば、あとは各ポイント!
【どこを見るのか】
【ハンドルをどっちにどれだけ回すのか、またそのタイミング】
【バックする時のスピード調整】
細かく書くともっともっとありますが、まずはこの3つ!


ペーパードライバー講習で教える駐車ポイント!その①

サイドミラーを見て、バックする時の目印を参考にする

駐車ポイント①サイドミラーから頂点をみる

まずはこの画像の⭕️印(駐車スペースの線の先端)がサイドミラーで確認できるようにします。この⭕️してある線がバックする時の目印となります。
→この線を踏まないように
→この線に近づけるように
→スピードは超ゆっくりでハンドルを調整
→ミラーから見える線と車体が並行にし、ハンドルを真っ直ぐに戻す

簡単に書くとこんな感じですが、まずは参考にするポイントを理解します。
下の画像の成功例、右は失敗例となり、ハンドルを切るのが早すぎると緑色車のように、ハンドルを切るのが遅すぎると紫色車のように駐車スペースの線を跨いでしまいます。

駐車ポイント①ハンドルを切るタイミング

ここでのポイントは【ハンドルを回す量、回すタイミング


ペーパードライバー講習で教える駐車ポイント!その②

どっちにハンドル回せばいいの!?
ペーパードライバー講習中に失敗してしまう原因として1番多いのがハンドルを適当に回してしまう事です。
そんな時、意識するのは「線に対して車がどちらに傾いているか」

駐車ポイント①線に対して車がどちらに傾いているか

上記画像の場合、(水色の)線に対して左に車が傾いています。
この場合は左にハンドルを回せしてバックすれば「目標スペース」に入る事ができます。あとはミラーを見て車体と線が並行になったらハンドルを戻す。
ここでのポイントは
車が傾いている方にハンドルを回す
【車の傾き具合によってハンドルを回す量が変わってくる】
【いつ傾きを戻すか!】


ペーパードライバー講習で教える駐車ポイント!その③

バックするスピードが超重要!ブレーキの操作が成功のカギ!!

ハンドルをどちらに回すかもとても重要ですが、バックする時のスピードも超重要になってきます。

アクセルを踏まないのはもちろんの事、ブレーキを踏む離す(1か10か)でもダメです。8の力で踏んでおいて2の力ぶんブレーキを離すことにより、超ゆっくりスピードでバックする事ができます。
ではバックする時のスピードが速い人はどうなってしまうのでしょうか。

駐車ポイント③スピードは超ゆっくり

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バック時のスピードが速すぎるとこうなります。

バックをし始めてからハンドルを回して傾きを戻し始める前に、修正不可能な位置までバックしきってしまうという失敗が2番目に多いです。

超ゆっくりスピードでバックできれば、少しハンドル操作を間違えてもすぐに修正できます。
ただ駐車失敗する人のほとんどが、速すぎてミスにつながっている事に気づけていないのです。最初はとにかくゆっくり、慣れてきたら少しずつスピードをあげてステップアップできると駐車に対して自信がついてきます!


ペーパードライバーの車庫入れプチ講座①のまとめ

・まずは駐車時の車の動き方、動く範囲の観察&イメージ作り
・ハンドルを回す量と方向の理解、そして車の傾きを戻すタイミング
・バックする時のスピード調整

以上をしっかり理解する事で駐車(車庫入れ)技術が格段に上がり成功しやすくなります。また、失敗した時に「なぜ失敗したのか」原因を追及することで駐車時の失敗がほとんどなくなってきます。

※駐車時は周囲の歩行者や車にも注意してください


今回はプチ講座①なので駐車方法の内容的にはほんの少しの情報となってしまいますが、かなり重要なポイントばかりですので是非参考にして頂けるとありがたいです。

プチ講座②はこちら

プチ講座③はこちら


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