【進捗報告。ネタバレあり】ギア・ファンタジア 冒険者ギルド研修編
セリアンヒューマン編のあとに入れる予定のお話。
画像は全てにじジャーニーで生成。
【一連の流れのざっくりプロット】
エミル・フォー・ジーンの3人が、バックスが懇意にしている冒険者ギルドに3日間の研修に行くことに。
引率はエインズワース。本人は「あそこに行きたくないです。他に適任いるでしょ」ととても嫌がるも、バックスから「お前が断ったら、残りはエドガーしかいねえんだ…」と言われ、渋々承諾。
ギルドに着くと、30代前半くらいのエルフの男性が出迎える。
彼はエインズを見つけると嬉しそうにし、反対にエインズは嫌そうな顔をする。
聞けば、彼はエインズの母親の再婚相手（義理の父親）だとか。
どうやらエインズは彼に会うのが嫌だったらしい。
エインズと彼の父親に引率され、冒険者ギルドのイロハを教えてもらうエミルたち。
すると、ギルドの副団長が仲間を引き連れてギルドに帰ってきた。依頼が無事終わったらしい。
彼が引き連れてきた仲間の一人、鳥のセリアンヒューマンの青年が「お前、マスターピースになりたいんだって？お人形さん連れたお嬢ちゃんが何バカなこと言ってんだか」とエミルを煽る。
カチンときたエミルに、彼は勝負を持ちかける。
「俺に勝てなかったら、お前のお人形さんは国に回収されるだろうな」と笑うセリアンヒューマン。
フォーがエミルに作戦を伝えようとするが「あんたの力を借りなくてもあたしはやれる」と聞かない。
ギルドの外の闘技場で繰り広げられる、二人の一騎打ち。
案の定、一方的に押されるエミル。
フォーが助けに入ろうとするも「あんたは来ないで。これは命令よ」と言って聞かない。
煽りに煽りながらエミルをボコボコにするセリアンヒューマン。
それでもエミルは屈しない。
ついには、気絶しながらもセリアンヒューマンに最後の一撃を喰らわせようとし、彼を震え上がらせる。
しかし、そこでエミルは力尽きる。
「フォー、やだ…離れたくない」
意識を失ったエミルがぽつりと呟く。
その声に反応し、闘技場までやってくるフォー。
「了解。俺はエミルから離れない」
剣を向けるフォー。
「邪魔をするなら、全員消す」
「うちの若いのが無礼を働いた。剣を収めてくれ」
副団長の声で剣をしまい、エミルを抱いて立ち去るフォー。
医務室のベッドの上で「あたしがこのままじゃ、フォーは連れてかれちゃうんだ」とぽつりと呟くエミル。