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「よんもじ」vol.4 WINTER 感想

 昨年の春号から始まった「よんもじ」おかげさまで春夏秋冬すべての号を刊行することができました。ありがとうございます😊

🍀ということで今回は4人の共通の友人、✨久留島 元さん✨がスペシャルゲストとしてご登場‼️

俳句7句とエッセイを寄稿いただきました✨
今回はそんな「よんもじvol.4」から一句ずつとりあげ、感想を書いていきます。

名物は時雨楽しむミルクティー

ゲスト 久留島元さん

 外の情景を感じられるティータイムが素敵です。ミルクティーと時雨の水分の組み合わせも面白いなと思いました。外の寒さを慰めるようなミルクティーの甘さと温かさ。また、時雨もミルクティーもクリアな感じの水分でなく、曖昧な感じがあって、なんとなくの寂しさを感じるのも心に残るなと感じました。
 エッセイ、虎の下りがおもしろかったです。そう言っていただけて嬉しいです。お祝いの言葉として受け取りました(笑)「よんもじ」のメンバーは久留島さんが大好きで、よくLINEでも久留島さんの話題が出ます。また是非😁

綿虫の記憶帯電してゐるか
西川火尖

 上手く解釈は出来ないのですが、この句の雰囲気、世界観が好きです。綿虫、記憶、帯電、してゐるかで終わる語尾、どれも儚くていいです。

ラスボスと思しきクリスマスツリー
池田奈加

 ゲームのストーリーの様に進んでいく連作。どれもゲーム用語が上手く俳句にとり入れられていて楽しいです。
静かだけど存在感があって、巨大で、美しいクリスマスツリーがまさかのラスボスにピッタリです。

抜き型は車の形冬の雨
藤田亜未

 室内で何か作業をしているのでしょう。外は冬の雨ということで、室内で黙々と作業をしてる様子が浮かんできます。静かな句の中に、抜き型が車の形というささやかな個性を出しているところが好きです。

🍀そして!今回は春夏秋冬コンプリート記念ということで、過去のネプリ含めた全4作をnoteにて一挙公開‼️
こちらの公開期間はネプリよりちょっと長く、1/18(水)までです。


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