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自分の夢をみつけたい!と、思ったときに観るべき映画

1月です!(もう2/3が終わっていますが)
2021年になって、新しいことに挑戦したい!新しい自分になりたい!なんてことを思っている人、いると思います。

そんなあなたにおすすめの映画を紹介します。


夢を持ってなにが悪い?

夢を持っていること、人生をかけてやりたいことをもっていることをバカにされた経験ってありますか?
今、やりたいことを持っている人も、探している人も、是非見て欲しい映画あります。
2021年12月25日公開のこの映画「ソウルフルワールド」です。

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この映画は、DisneyPixerが劇場公開する予定でしたが、コロナ禍で目処が立たず、Disney+で公開されている映画です。
月700円と安いのですが、初月無料なので無料で見れてしまうと言う太っ腹っぷり。
しかし、本当に、素晴らしい傑作です。

映画のあらすじ

舞台は、アメリカ、ニューヨーク。
長年ジャズミュージシャンを目指し、非正規の音楽講師をしながら夢をあきらめなかったピアニストが、40代になって、やっと有名アーティストに見初められ、チャンスを掴むところから話はスタートします。

夢は、あきらめなければ、かなう!奇跡はやってくる!
からのスタートです。

が、彼は、マンホールに落ちて死んでしまいます。
#マジカ。

死後の世界で暴れた彼は、うっかり産まれる前の子供の魂が教育される場所に来てしまいます。
そして、そこで、問題児の魂に出会います。
もう、何千年も落第して、産まれることを拒否する魂。

産まれるためには「自分がやりたいこと=人生のきらめき」を見つける必要があります。
でも、彼はなにもやりたくないんです。
40年間、音楽をやるためにがんばってきた主人公にはそれが信じられません。

主人公だけでなく、リンカーンやマザー・テレサなど、歴史上の偉人が「きらめき」を見つけるための講義をしてくれます。
音楽やダンスや学問やスポーツなど、あらゆるものを体験もさせてくれます。
でも、彼は「きらめき」を見つけられないんです。

そんななか、主人公と彼は地上に降り立ちます。
そこには、安物のピザがあり、何でもない木があり、太陽から光が降り注いできます。

「あれ?これってすてきじゃね?」


夢を持たなくて、なにが悪い?

我々は、SNSとかYoutubeとかテレビとかで、夢のためにがんばる人たちの姿を毎日のように見ています。
夢を持って、夢のためにがんばるのは素晴らしいことです。

でも、夢がないことって悪いことなんでしょうか?

夢が叶う寸前で亡くなった主人公にはその感覚はわかりません。
でも、実は、世の中のほとんどの人は、夢なんかなくても幸せなんです。

どもにでも売っているジャンクフードを食べたときでも、いつでもそこに生えている木をみたときでも、地球上どこでも差し込んでくる日の光を感じた時でも、人は幸せを感じることができる。
人と違う事をする必要は必ずしもないんです。

この感覚を見失って、自分には必要ない夢を見つけようと無理をしてしまうと、不幸になります。
その姿は、闇金ウシジマ君とかに描かれています。

ときどき夢を追ってみるのもいいけど、それにちょっと疲れたときに、このソウルフルワールドをみて欲しいんです。
本当の「きらめき」って、何でもないことを楽しむことなんです。

SNSって、すごい人とか素敵な人が無限に湧き出てきて、その人と比べて自分は…ってなってしまいがちです。

でも、そんなにあせらないで。そんなにいそがないで。
生きていくんだ、それでいいんだ。

と、いうことで、この時期に、夢の一歩先を示してくれるDisney、PIXAR。
私も含め、若者にキャリアの大切さ、人と違う事をやる素晴らしさを説く人はたくさんいます。
でも、そんな人の話を息苦しいと思い始めた人に、是非見て欲しい一本です。

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