![jpeg圧縮](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/1746680/rectangle_large_39f0ccd99523abe4d676598cf53720a1.jpg?width=1200)
Adobe Illustrator/InDesign から書いたPDFの、画像圧縮のお話(テキスト版)
ことの発端はこんなヤツでした。M+Kの2cPSDをリンクしたデータからPDF/X4書き出したんだけど、使っていないCとYが入ってくる、とクライアントから連絡が。
偽色の正体はこんなノイズでした。モリオ混乱。思考が袋小路に入り込み、原因が全く分からなくなってしまいました。
そんな折りMDさん(@MD5500 さん)よりご指摘いただきました。
「PSDにはブロックノイズは入らない。PDFに書き出す際のJPEG圧縮が問題ではないか?」
PDFを書き出す際のダイアログ、画像の圧縮関係の画面はこんな感じです。
モリオは「ダウンサンプルしない」を選んであればPDF書き出し時に画像のレンダリングはかからないと思い込んでました。
盲点!思い込み!先入観コワい。
そうか、ダウンサンプルはダウンサンプル(解像度の変更)であって、画像の圧縮はまた別の物なのか。(ピコーン)
いわれるがママに圧縮のプルダウンからZIPを選択します。こんなところ意識してなかった。。
PDFワークフローを運用してる者として、ちょう恥ずかしい。
ZIP圧縮によるPDF書き出しの結果!
チャラーン、偽色の発生は回避され、キレイな2cデータPDFが完成!
ありがとうMDさん!(あぢさんもありがとうありがとう!)←
ここで考えなきゃいけないのがデータ容量です。
圧縮形式変えただけでこんなに違う。
また、PDF書く度に再レンダリングがかかるのでPDFの中にPDFが入って、というPDF入れ子構造になる場合はJPEG圧縮は全力で避けた方がいいと思います。
一体どれが最適なのか。よくよく考えてみましょう。
あ、JPEG圧縮由来の色ノイズ(偽色)は、これまでの経験からすると通常の印刷出力においては、ほぼ、影響は出ません(でした)。
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