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PDF書き出しプリセットを作ろう

以前書いた「こうだと嬉しい入稿形態」で紹介しているPDFの書き出し設定、実際にIllustratorやInDesignに持たせておくにはこうしますっていうエントリーです。


早速その方法。
まず、InDesignを起動します。
Illustratorはわかりにくいので使いません。(理由は後述します)

起動したら、
ファイル > 書き出しプリセット > 定義 > 新規
を選択します。

選択したら、まず名称を設定しましょう。
以下設定は、「こうだと嬉しい…」に準拠。

設定できたら、OKを押下。出来上がり!

「設定めんどくさい」という方のために、プリセットファイル置いときます。.joboptionsをダウンロードしたら「読み込み」ボタンからファイルを選択していただければ、プリセットに入ってくれます。
(noteにファイルをアップできるようになったの、便利ですねえ( ´∀`))

注意!

クライアントや版元、入稿先印刷会社からの指定書き出しプリセットがある場合は、必ず!そちらを優先して使用してください。
また、上記プリセットはX4ベースで作っていますので、出力現場によってはPDFをうまく処理できない可能性があります。ご確認の上ご使用ください。







最後に

なぜIllustratorはダメなのか。
InDesignにおける「定義」に相当するものがありません。以下の方法で設定・保存はできますが、プリセットの管理にはInDesignをおすすめします。InDesign側でプリセットを作成・保存・読み込めば、Illustratorでも使用できます。

IllustratorでPDF書き出しプリセットを作るには、
ファイル > 別名保存(等) >ファイル形式にPDFを選択
と選んで各種設定を行った後、
以下の画像の赤丸部分からプリセットを保存できます。


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