マティス展に
滑り込みで行った #マティス展 。
人生の終盤で彼が手がけた南仏ヴァンスの #ロザリオ礼拝堂 は写真でしか観てなかったけれどとても好きだったので、思いがけずそこの展示(彼の志含めて)が観られて幸せだったのでした。
「訪れるヒトが(キリスト教徒でなくとも)、心がすっきりと整理され、精神が高まって、軽やかになるような場処にしたい。」
たしか、そんなことをおっしゃってたと記憶してるんですが、まさにそんな空間だって思ってたので、読んですごく嬉しくなったのでした。
戦争の頃に描いていた絵は、どこか暗くて混沌としていてなんだか辛そうな絵が多い(金魚鉢という彼だけの小宇宙が唯一の救いのように絵の中心に描かれていて、絵を描くということが彼にとっての治療だったのだろな、ってのも伝わってくるのです。)ので、アンリさんを終える手前での教会づくりは、ほんとに愉しい作業だっったのだろうなぁ、って。
教会あたりの展示は撮影禁止だったので、今回の他コーナーでの好きな絵を置いときます。
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