No① 25歳の君へK.Yさん(10年前の自分へのアドバイス)
様々な人たちの10年前の自分へアドバイス出来るなら何をする?
という質問への回答を集めただけのテキストです。
有難いことに人生の先輩からのアドバイスを頂く機会に恵まれているものの本当に?時代が違うじゃないか?と疑ってしまうことが多く、
自分という唯一の経験者だからこそ出来るアドバイスを集めてみたら
何かヒントを得られるのではとはじめてみました。
プロフィール
イニシャル:K.Y
職業 :美容師
年齢 :35歳
性別 :男性
今はこんな人です
美容専門学校を卒業し個人オーナーのサロンで7年
大手の美容サロンで5年間経験を積み。
今は渋谷で学生時代の友人と一緒に美容サロンを運営しています。
10年前に自分が思ってた35歳とはだいぶ違って
いろんな悩みや苦労もあるけど、親や家族、大事な仲間たちと楽しく生きています。
10年前の自分
原宿にある個人オーナーの小さな美容室に勤めて5年目。
夢のスタイリストになれたけど、 仕事に慣れて来て
まあ、美容師ってこんなもんか。と感じ始めた頃ですね。
仕事に一生懸命になれなくなってきてた。
とにかく遊びが楽しすぎて、 遅刻ばっかり。
毎日やめようと思ってました。
いつもの仲間たちと毎週2.3回はクラブに行って朝まで遊ぶ。
そんでまた遅刻する。の繰り返し。
とにかく不真面目だった。
お金も無かったですねー。
1日コーラ一本でお腹膨らまして、寝るときはお腹押さえてた。
お腹抑えるとちょっと空腹感が減るんですよ。
それでも夜遊びだけは止められなくて
あの意欲は何だったんですかね。。
10年前の自分へのアドバイス
「まずは一生懸命働け」
このころ、自分はすぐ死ぬだろう。と本気で思っていたので
とにかく無理してでも遊んでた。
当然、将来設計も未来のことも何にも考えてない。
でもね、なかなか簡単には死なないのよ
お店のこともお客さんのことも舐めてましたね。
面白くないから、美容師を辞めようかなって悩んでたと思います。
結果的には不真面目なまま、ダラダラと続けたんだけど。
やめようと思ったときに辞めておけば良かった。
もっともっと色んな経験をして欲しい!
どーせ自分は美容師に戻ってくるだろうから。
このときサボった分あとで苦労しました。
大手のサロンに転職してから経験者採用なのに、
技術や接客マナーなど基本的なことから教えてもらいました。
面倒なことも恥ずかしいこともあったけど、
後輩や部下がついたり評価される上司がいる環境で、
仲間と一緒に一生懸命になれることで、もう一度美容師が楽しいと思えるようになったよ。
もしかしたら最初に個人オーナーの店に入ったのは失敗だったのかもなあ。
自分は仲間と一緒に動くのが好きなんですよ。
だからオーナーに従うというより、
みんなで悩んだり喜んだりできるところの方が頑張れたなと。
その辺はあの頃の自分では気がつけなかったから伝えてあげたい。
好きだったことに飽きてきたときとか、
憧れてたのにこんなもんかー。と感じ始めたとき。
一度思いっきり離れてみるか
もう一度本気で取り組むこと!
そしたら、改めて価値に気がつく。
だから10年前の自分に言い訳は良いから
まずはしっかり働け
と伝えたい。
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