森田康平税理士事務所スタッフが「てにをは」について考える

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皆さんは”てにをは”を正しく使えていますか?

てにをはとは、助詞、助動詞、用語の語尾、接続語などといった総称のことで、昔は漢文を訓読する際に感じの四隅につけた訓点を左下から右回りに読むと”てにをは”となるというところからきたものです。
特に、助詞の使い方を指すことが多く、文脈が整わないことを「てにをはがおかしい」と言うのです。

例えば、
1.彼は、山田さんです。
2.彼が、山田さんです。

では、1.の場合、彼は誰かという意味で、誰かであるか「山田さん」の部分に重きを置いたもの。
対して2.の場合「彼」の部分に重きを置いた表現であるということがわかります。

この様に日本語は微妙な違いで、意味が変わってきますので非常に難しいですよね。
相手に誤解を受けることがないように、そして自分の意思を使えるという意味でも上手に使いわけをしたいものです。
海外の方が日本語を一から学ぶとなるとどこから手を付けてよいかわからないほど難しいと思います・・・。

日本人として正しく言葉を使い分けたいものですね。

~それでは、またの更新で~

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