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チャンピオンの魅力から見たAWAKEN

一か月たっていても感想をおそれない!!というわけで妄想と邪推をもっぱらの趣味とする私から見たAWAKENの魅力感想文です

AWAKENのテーマはなんだろう

この前年のthe Climbにはのぼりつめる、かけあがるイメージがランク制度とあわさりわかりやすかったものの、今年はテーマがなんだろうという方がいたので考えていました。
AWAKENのシーンは
1リヴェンvsドレイヴン
2ジンvsカミール
3サイオンvsイレリア・アカリ・カルマ・ヤスオ・ケネン

に分かれていますがこれはそれぞれ
1真剣勝負の熱さ
2戦略的な冷静さ
3団結と連携

というLOLの魅力そのものが裏にあると感じました。ミクロとマクロとコンタクトに通じると思います。プレイだけではなくプロシーンの解説でもこの3要素は各勝負のシーンでそれが優れていたあるいはふるわなかったという指針になっています。
ただこの3つをすべて極めるのはとても難しいものです(とくに今はチーム戦という機会は限られますのでソロQでは急造のチームでの連携はとてもむずかしいでしょう)。AWAKEN-目覚めろと言う言葉はまだまだ掘り起こしうる実力が貴方の中に眠っているだろう?そんなメッセージを感じさせます。

各テーマが際立つキャストの人選

それではその各フェーズの人選がどうテーマに活きるのか。
特にリヴェンvsドレイヴンとジンvsカミールはとても好対照な組み合わせでホット&クールといった趣です。
前者はとても生気にあふれた組み合わせ。アイオニアで罪を償おうと新たな生をふみだしたリヴェンですがなぜかノクサスの闘技場にいます。それを見つめるのは処刑人ドレイヴン。リヴェンはまさに命を奪われようとする立場ですがその強さに自ら相手をしようと笑みを浮かべるドレイヴンに果敢に立ち向かいます。
後者は逆に二人とも生身の人間といった印象が薄い。ジンは黄金の悪魔と呼ばれる連続殺人鬼でその顔は常に仮面に覆われています。カミールはその体を少しずつヘクステック技術で機械化させていった女性です。前者の組み合わせの全力のぶつかりあいではなく、ジンが罠をはり潜入するカミールがそれを冷静に分析するというシーンもえがかれます。

特に前者がリーグオブ表情筋のドレイヴン様、そして動画のサムネにもなったリヴェンの活き活きとした肌の質感の生気!!対して表情の動かないカミールと仮面のジンという人選はすばらしい対比だと思います。そして表情だけではありません。身体全体で動く闘技場組に対して、カミールは脚、ジンは腕に動きのポイントが集約されているのです。特にスローモーション直前のカミールの蹴りの脚とジンのお辞儀の直前に舞う腕がなんとも美しい。

戦いの様もリヴェンvsドレイブンはリヴェンにとっては誰も味方がいない闘技場で処刑人と戦う…まさに命の危機のさなか互角の勝負のあいまで頭突きを食らわせたリヴェンが笑みを浮かべるのが非常に印象的です。失われる命の危機より目の前の勝負を楽しみたい。そんな掛け値なしの熱さ。
そしてジンvsカミールは劇場の通路に巧妙に仕込まれたジンの女神の足跡(足元確認が不十分というご意見もありましたがあれステルスですからね!)、抱擁された潜入員の様子を観察し、自分はワイヤーで移動して空からジンを急襲するカミール。勝負のセットアップと相手の仕掛けに対する冷静な対策がみてとれます。


残る団結や連携のマッチアップがなぜこの組み合わせなのか。それはシーズン8までのストーリー展開で、描写が一段落したのがアイオニアなのかな、という印象が強いです。サイラスの登場がS9登場と同時、さらに先日ケイルモルガナのVGUおよびGUにともない彼女たちもデマーシアの物語を構成するチャンピオンになりました。ノクサスも去年スウェインのアップデートの際にかなり国の骨組がはっきりとしたものの、所属チャンピオンのバイオの変更はアイオニアが圧倒的で近年登場したアイバーン、ケイン、ザヤラカンに加えS8までにケネン以外が全員バイオのアップデートを迎えたのがアイオニアです。(そのケネンもアカリのバイオに新記述が加わりました)ビルジウォーターは以前グレイブスvsTFとガンクプランクの復活で一度ドカンとテコ入れも入りましたし、『黒い霧、運命の女神』で共闘が描かれています。フレヨルドもアッシェを主人公としたコミックス「アヴァローサンの戦母」がはじまり今も続々フレヨルドチャンプのバイオが更新されているさなかです。2019年のはじめに「団結」をかけるのはアイオニアだったというタイミングでしょう。しかも彼らは一度バラバラになりました。
アイオニアはカルマが以前まで調和の教えからノクサスへ抗うことを決めましたが、時すでに遅しイレリアの家族は以前までのカルマの調和の教えを重んじ彼女と分かたれ、均衡からはゼドとアカリが去り、さらにゼドはノクサスに抗うためにヴァスタヤの土地を穢しました。アイオニアの土地に閉じ込められたシンドラも目覚めてしまいました。ですが希望もあります。一族を失ったマスター・イーは復讐と失意のさなかウーコンと出会いウージューの新しい道をみつけ、ヤスオはひょんなところからタリヤと出会い自分の教えの才を思いがけずみつけ、ソウマ師の死の経緯も判明し新しい歩みがあります。ノクサスに抗う中で解放した龍の力に目を焼かれたリー・シンは破門されたショージンにふたたび迎えられ己に宿る力について真の悟りを得ようとしています。

”すべてのシーンは確かにルーンテラという世界で今まさに起きている出来事です。しかし「その物語がもう語られているか?」という質問の答えはノーになります。”(引用)
ということであの動画はこれからのルーンテラに起こる出来事!というのでね!楽しみですね!!

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