森の楽校1

6月 きっこりー「森のあそびかた」

はじめまして!

今回初めて森の楽校に参加させていただいた

学生スタッフのなるです。

今回は私がきっこりーのブログを書かせていただきます。


2015年度2回目の森の楽校は

梅雨にもかかわらず、今回は申し分ないくらいの晴天でスタート!

ありがたいことにおひさまが味方してくれたみたいです。


まず学校に集合!

今回は新しいお友達や学生スタッフが増えたのでみんなちょっと緊張している様子・・・

整列して、みんないることが確認できたので、


いよいよ 森へ出発ーーー!!

このころにはもうみんな仲良くなっていて、

「今日は森の中でどんなことしよっかな〜」

と楽しくお喋りをしながら、森へ向かっていました。


森に到着。


到着するやいなや、

ダーーーッシュ!!!


みんな 本当にいろんな遊びをしていました。

森のブランコで遊んでみたり、

お友達のことをちゃんと考えて、みんな順番は守りながらどうやったらもっと遠くまで漕げるか考えています。

道具の使い方を学生スタッフに教えてもらいながら

すぐにナイフの使い方を自分のものにして

もくもくと木のナイフを作ったり、

いろいろな道具を使って、

基地づくりをしてみたり、

真剣です。

新しい遊具を考えて作ったり、

また、鬼ごっこをするお友達もいました。(森は広いから、なかなかタッチできない・・・(笑))


みんな汗をかきながら、キャッキャいいながら

思い思いの遊びを森の中で実現していました。

おやつを食べるのも全力です。

遊ぶ時間が惜しいのか、みんな一瞬でおやつをたいらげて遊んでいました。


森の楽校では

周りに否定されることもありません。

せかされることもありません。

命令されることもありません。

だから子どもたちの思うままにできるのです。

森の楽校の子どもたちは

何もないところから自分で遊びを考えていました。

「どうしたらもっと面白くなるだろう」って。

純粋に、素直に、貪欲に。

こうやって自分から主体的になって活動する子どもたちに

私は学ぶことばかりでした。



いまのこの便利な世の中、

「与えられない」ことってなかなか無いと思うんです。

テレビをつければ、勝手に情報が流れてて

ネットを見れば、勝手に好みの情報を選んでくれていて。

なにかしらモノやヒトからすぐに与えてもらえる。


自分で想像してみたり、

何かを創ってみたり、

自分から何かを与えてみたり、

そんな機会って昔に比べて減っているのではないでしょうか。


私は小さい頃から

親や先生、友達などに与えてもらってばっかりだったと

今になって痛感しています。

「自分で創ること」を今までやったことがないから出来ないだけなのに、

それが出来ないことが悪いことのように言われ、

出来ない自分を責めて、心に病気を抱えてしまう大人が沢山います。

そんな社会、私は豊かではないなと思います。

私もそのことに気づいていなかったら

あと数年後に心の病気を抱えた大人になっていたかもしれません。



もちろん与えてもらうことが悪いことだとは私は思いません。

便利な世の中が悪いことだとも思っていません。

でも、自分で何かを創ることのほうが

格段に人生が面白くなると私は思うんです。

そのことは子どもたちのこの笑顔が

証明してくれている気がします。

この笑顔がもっともっと増えたら

この世の中はもっと豊かになるのではないでしょうか。

そんな子どもたちがたくさんいる

森の楽校という場所はなかなか身近には無い

素晴らしい場所だと私は感じました。  なる