小さな勝利_小さな敗北

小さな勝利 × 小さな敗北

先日、越前市の文化センターで開催された "UPDATE CONFERENCE" に参加してきました。キングコングの西野さん、幻冬舎の箕輪さん、その他さまざまな活動をされている人たちの話のなかで、もっとも印象に残った言葉がこれでした。

"小さな勝利の積み重ねでモチベーションは維持され、小さな敗北の積み重ねでモチベーションは奪われていく"

似たような話で、数年前何かのセミナーで "小さな成功体験が自信につながっていく" という話を聞いたことがあります。確かにそうなんだろうなぁとその時は思いましたが、今回程すっとはいってくる感がなかったのを覚えています。
一見、どちらも同じ意味のようにも思いますが、普段から感じている感覚に近い言葉が "小さな勝利" と "小さな敗北" という言葉だったのかもしれません。(毎日、戦っている感覚はあまりないのですけどね。)


モチベーションが落ちる理由をあまり考えてこなかった

これまで、生きていれば仕事もプライベートも家族も、いろいろなことが起きるものだし、モチベーションにも波があるのは普通なことだとしか考えてきませんでした。

モチベーションが落ちてきたと感じたら、そこから復活する自分のメソッドをもっていたので、そこまで深く考えなかったのかもしれません。

ちなみにそのメッドは、前を向いてがんばっている人たちが集まるようなセミナーやイベントに参加することで、刺激をもらい一気に復活できる というものです。

そういうところに足を運べば、たいてい全回復していたのですが....
あれ?なんか、最近そうなっていない気がする!?


モチベーションの流出が回復を上回る

やりたいと思うことには十分な時間をかけられず、やりたいとも思わないこと、むしろ、やりたくないことに時間をかけないといけなかったり。理不尽を押し付けられる職場という訳でもなく、むしろ恵まれているとさえ感じています。そして、ひとりのサラリーマンである以上仕方がないとこだと頭でも理解はしているつもりです。それでも...

・今日やろうと思っていた◯◯ができなかった
・十分な準備ができないままやりたいことの本番をむかえてしまった
・とりあえずは乗り切った(本気で+αを狙いにいけていない)

ということが続くと、モチベーションはみるみるうちに奪われていき、回復が間に合わなくなってくる。身近なちょっとしたやりたいことから、もう少し先を見据えた作りたい未来に向けて今動くべきだと思っているようなことまで、全てやり切るには手も足も頭もたりなくて。それでも、とにかく動きながら考える方式で走り続けたくて。

もちろん、やりたいことへの取り組みを緩やかにすれば、モチベーションの流出を抑えられるかもしれません。ただ、モチベーションを維持するために生きている訳ではないので、あくまでやりたい人生をおくるためにどうできるのか。ただ、今のままではどうしようもない。同じ想いでやれる仲間が数人急に見つかれば、今のまま頑張れるのかもしれないけれども、それもなかなか難しい。


もっとシンプルに考える

いろいろと考えてみた結果、ちょっと難しく考えすぎていたのかなという結論になりました。凝り固まった固い頭を柔らかくして、よりシンプルに。

・必要だと思いこんでいるものは本当に必要なのか?
 →無くせないかもしれないが、最低限する

・"小さな敗北" の捉え方をアップデートする
 → これだけはやろうというものを決めて、
  それさえできていれば "小さな勝利" とする


"自分" も "周り" も "環境" も常に変化していく

うまくいってないなと感じたときが、何かを見直すチャンスなんだと思います。そして、そう感じられているということは、最大のチャンスを掴む土俵にあがっているということだと思います。

人間だって不調になれば熱がでたり、どこか痛くなったりするものです。ついついそのものだけを見て、マイナスに捉えがちですが、そうじゃないんだ、なにか意味があるんだ、と思えるところまで、周りのみんなといっしょにいけるといいなと思います。

理想は、頭で考えるのではなく、自然とそう感じられるところまでいけると、もっと楽しそうに生きている人が増えるかもしれませんね。


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