市民からの請願書の採決

市民有志の会として新型コロナウイルス感染症対策の請願書を9月2日に尾道市議会の議長へ提出しました。その数日前にも尾道市長宛てに請願書を提出しました。

尾道市議会議長 福原謙二様
2020年9月2日


市民有志の会
代表 小林久恵


【請願趣旨】
❶観光立地の尾道が感染防止と合わせて経済活動を行うにはPCR検査実施と陽性者の隔離が必要です。住民の高齢化が進み、感染した時の危険や、市内で感染者が出ないか、自らが感染しないか、感染拡大させないかと不安な毎日を過ごしています。
感染拡大を防ぎ、不安を払拭するためにも尾道市独自にPCR検査(ドライブスルー方式、ウォークイン方式など)を行うシステムを作るべきではないでしょうか。
❷尾道市民の老齢人口は3分の1以上であり、高齢世帯が増加しています。一人暮らしの老人も増加し、陽性が判明し仮に軽度であっても、家で隔離生活を送ることは困難です。軽症者が安心して隔離生活ができるよう市内に施設を確保すべきです。
❸感染した場合の対応について情報公開をお願いします。秘密裏に対応することが感染者に対する差別や偏見を生むことになります。コロナウイルスにたいする正しい知識を広めることが行政に求められています。

【請願項目】
❶.PCR検査を市独自に実施する。
❷.軽症者の隔離施設を確保する。
❸.差別と偏見を生まないよう、新型コロナウイルスに対する正しい知見を広げる。
❹.市民の代表である議員が市民の声を聞き、新型コロナウイルス感染防止対策に取り組む。
以上

16日の議会の民生委員会にて代表の小林久恵さんと森下マコトが請願の趣旨説明行いました。
民生委員会の最後に民生委員の議員である7名による審議が行われました。
結果は...
山戸重治(市民連合)❌
山根信行(青嵐会)❌
三浦徹(日本共産党)⭕️
前田考人(日本未来クラブ)⭕️
福原謙二(公明党)❌
高本訓司(平成会)❌
岡野斎也(市誠会)❌

の賛成2名という結果で民生委員会では残念ながら否決されました。

明日9月24日の13時30分からの本会議では議会全体の全議員による審議・採決があります。こちらの結果で全てが決まります。尾道市役所の4階の受付で『傍聴したい』と伝えて受付を済ませたら職員さんが案内していただけます。

会派ではなく、いち個人の議員としての判断を期待しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?