ホテル暮らし最終回
朝、新大阪に着き30分だけ自宅へ帰れた。
たった30分でも家に寄れたのはデカい。「リセットされた感」がでる。
昨日に続き、大食いの影響でうんこ製造業(うんこが止まらなくなる状態、昨日の記事参照)だったので家の慣れたトイレでうんこをし、一服して劇場へ向かった。
劇場出番や漫才特番の生放送があったりして、夕方にこの日最後の仕事のためまた東京へ向かった。
そこでまた俺はやってしまった。
疲れていたので新幹線に乗り込んで5分もしないうちに眠りについた。イヤフォンを装着しアラームをかけて。
しばらくして目が覚めると新幹線は駅に停車中だったので、焦った僕は荷物を持ち慌てて車両から飛び出した。
「アラーム鳴らんかったやんビックリした〜」とエスカレーターを降り改札を抜けようとしたときに気づいた。降りたところは品川ではなく名古屋駅だった。
「いやここ名古屋やないかえ!!!」
↑これは心の声ではない。しっかりと発声した。
ノリツッコミとしては完璧な間と言い方だったがそんな訳はないので、再度焦った僕は来たルートを急いで逆戻りをし、一本後の東京行きの新幹線になんとか乗り込んだ。
これの1番やばいところはホームではなく、改札まで行ってやっと気づいてるところだ。
ホテル暮らしシリーズが始まってから何かとトラブルが多い。ナースのお仕事の朝倉のようなミスをめちゃくちゃしている。その都度、頭の中ではあのBGMが流れている。自分で自分に「も〜り〜や〜ま〜!😡」と言っている。
分かってたけどやっぱり俺は社会人レベルが0だ。
社会不適合者というカスやチリを集めて、人型に掘られた空間にそのカスを押し込み、オーブンでじっくり焼き上げて最後にソースをかけて完成したのが俺だ。
吉本興業があってよかった。
なければ今頃、毎日堺のロータリーで奇声をあげてるおじさんになってたやろうな。
あ、仕事には間に合ってますので✋
これにてホテル暮らしシリーズ完!今日は家で寝ます。
たくさんのコメントありがとうございました。全部読ませてもらいました。
作者の新連載にご期待ください!
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