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誰が払うべきお金?

X(旧Twitter)で年金関係の検索結果を見ていたら、ちょっと、かなり不思議なポストを見かけました。
手続きに必要な書類を郵送するのに、送料が送り主負担であることに対する怒りのポストです。
結構目につきました。
それも、個人ではなく会社のようです。厚生年金の書類の話だったので。

手続きをしないと困るのは会社や社員であって、年金機構ではないし、厚生年金関係のものなら会社が適切に正確なものを出さなきゃいけない、ですよね?
なのに何で送料を年金機構に負担させようとするんです?おかしくないですか?

どういう理屈なのかわかりませんが、それが通るなら、働き始めてからハロワに出す書類も送料負担してもらえるはずですよね。今は当たり前に自己負担ですけど。しかも簡易書留で送ってきてねって指定されるけど、出さずに損するの自分だし。

生活保護の収入申告を郵送するのだって、受給者負担です。
保護費の中から出してねと明示している自治体もあります。

記憶違いでなければ、国民健康保険証の返納を郵送でやったときも簡易書留で送料払ったと思うんですよね。
働き始めたばかりの頃に続けて簡易書留を送ったので。

いずれも自分がやらなければいけないこと、やらないと後で困ったり損したりすることなので、送料負担するのは当たり前でしょ、というか、そこに疑問を持つという発想がそもそもなかったです。

誰が払うべきかというのは、送るものがどういった性格のものかを考えてみればいいんじゃないですかね。

送料値上げのニュースがあったから、そういう事を全く考えずに文句言う人がまた増えそう。
年金関係で言えば、普通郵便で今なら100円しない送料をケチる会社って経営大丈夫?とも思いますね。文房具類とか、社員各自に自腹で用意させてそう。

「貧すれば鈍する」なんて言葉がありますが、「襤褸は着てても心は錦」で生きていけるのが理想だし、そうありたいものです。

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