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心の扉が開いた日〜Somatic Energetics参加レポ

2023年1月10日、
Dr.マイケル・マクブライドの
“Somatic Energetics”(以下、SE)に参加しました。

somaticenergetics.jp

私が、マイケルの存在を知るきっかけとなったのは、
いつも楽しみに拝見している、QUANTAのYouTubeチャンネル。

こちらでマイケルのこと、SEのことを初めて知りました。

ドキドキしながら参加を決意

今年、数年ぶりに日本(東京・大阪)で
グループセッションが開催されると聞いた時、
すぐに“受けてみたい”と思った。

でも正直に言うと、
「受けてみたい」というわくわく感と、
「(自分がどう変化するのか)ちょっと怖い」
そんな気持ちが入り混ざった感覚。

不安や怖さはあるけれど、受けてみたい
エネルギーの詰まりやモヤモヤを解消したい
癒されたい
本当の自分を知りたい
ハワイから来日されるマイケルに会ってみたい
この機会を見送ったら、次は来年以降かしら・・・

ぽつぽつと浮かんでくる思い。

躊躇する思いはゼロではなかったものの、
受けなかったら、きっと後悔するだろうと思い、
自分の中の“受けてみたい”という心の声を優先しました。

ドキドキしながら、一枠申し込んだ後、
もう一度、番組のアーカイブを見返していると、
あるお話の内容に私の心が大きく反応した。

それはMOTOKOさんの経験談。
以前、一枠だけ参加された際に、
「“もう一回、受けられたら受けたかった”と思った」
という言葉でした。

一枠分の予約は完了していたけど、
より効果を実感してみたいと思い、
清水ダイブする覚悟で、追加でもう一枠申込んだ。
(結果、私の場合は二枠にして本当に良かった)

自分自身の心と身体に、
一体どんな変化が起こるのだろうか…
楽しみに思う気持ちと、不安と怖さと・・・
複雑に入り混じったまま、当日を迎えた。

1月10日の朝、大阪会場に到着。

20台ほどズラリと並んだベッドの中から、
自分の好きな場所を選び、開始時間まで座って過ごす。

しばらくすると、
マイケルが笑顔で部屋に入って来られた。
「ま、マイケルだぁ〜!」と、
生マイケルにドキドキしながら、
音楽を流したり、
スタッフの方と談笑をされている姿を、
ベッドに腰掛けながら、そっと眺めていた。

私は普段からとても緊張しやすい性格だけど、
初対面の方々と初SEを受けることに、
この日は自分が思っている以上に緊張していたらしく、
私の隣りに座ったマイケルが、
肩を上げ下げしてリラックスを表す動きをしながら、
笑顔で「自由にね!」と言ってくれた。

一回目のSEで私の心と身体に起こった変化

いよいよ、一回目のSEがスタート。
ベッドにうつ伏せになり、目を閉じる。
自分の心に集中しようとするものの、
何だかずっと気が散っていて、心の中はどこか“スン”としていた。
(この時はまだ心をガードしていたのかも・・・)

次第に、部屋のあちこちから、
声を出す人や、泣いている人の声が聞こえてきた。
参加者の方々の反応が気になりながらも、自分の心と体に集中しようとする。
でもなかなか集中できない・・・

そんな中、各ベッドを周りながら
施術をするマイケルが、私の所へとやって来た。

首・肩・腰・足に軽く触れた後、
特に足のつま先・腰・第二頚椎のあたりを
重点的に触れられているように感じた。

特に、第二頚椎には、
“頭で考えすぎている”ことが表れていると、
通訳の方が伝えてくださった。

今度は仰向けになる。
マイケルがおもむろに私の首を持ちあげて、
第二頚椎の骨を「ポキポキッ」と動かした時は、
「わ!」と思わず声が出た。

そして横になっていると、
足のつま先のあたりが振動していることに気付いた。
それは、“ポポポ・・・ポ・ポポ・・・”
といった小さく微細な動き。
(表現が難しい・・・)

緊張でガチガチだった心にも変化が。
部屋に流れるバイブスに身を委ねているうちに、
心を覆っている皮が、一枚二枚…と剥けていく感覚があった。
「ようやく本体(心)が見えた!」と思っても、
実はまだ皮は何層にも重なっていて、
ゆっくり少しずつ、
でも確実に“核”へと近づいているような…

身体にそっと触れられるたびに、
心も身体も柔らかくほぐれていく、そんな感覚だった。

周りでは涙を流されている方を何名も見かけ、
人によって反応も全く違っていた。

私自身、涙は出なかったけれど、
心が軽くなり、そして身体はリラックスしていくのを感じていた。

ワークの最後に、みんなで輪になり、
音楽に合わせて揺れながら、マイケルの言葉に身を委ねた。

ふと、約2時間前に
この部屋に入ってきた自分の姿を思い出した。
思っている以上に緊張していて、ほんの少し警戒心もあって、
自分を守るために、日常的に分厚いバリアを張っていた私。

SEを受ける中で、その分厚いバリアは徐々に薄くなり、
最後には透け透けの状態になっているように感じた。

マイケルの手や身体、言葉や笑顔から出ている愛によって、
心と身体をほぐしてもらった一回目のSEだった。

いよいよ二回目のSEがスタート

午前中に受けたSEのおかげで、緊張は完全に解けていた。
あるのは不思議な安心感と、
二回目は一体どんな変化が起こるんだろう?というわくわく感。
この時間をリラックスして楽しもうとする私がいた。

SEが始まるまでの間、
一回目とは部屋の雰囲気が異なっていることに気づいた。
マイケルのSEには変わりないのだけれど、
参加者の面々が変わることによって、
こんなにも場の雰囲気が変わるものなんだなぁと思った。
BGMの選曲も一回目とは違っていて、
マイケルもその時の空気感や気分で変えているのかな?と興味が湧いた。

二回目のワークが始まり、目を閉じてベッドにうつ伏せになる。
一回目に比べると明らかに身体の力が抜けていて、
両腕をベッドの上から、だらーんと垂らしても全く苦しくなかった。
(一回目はこの体勢が実は少し苦痛だった)

また周りの方の反応もさまざまで、
歌い出す方、動き出す方、泣き出す方・・・
中には過去生とつながった方もいたようだけれど、
一回目に比べるとそれほど気にならなくなっていた。
(個人的にとても興味はあったけど!)

再び、マイケルに第二頚椎の骨と、新たに背骨を動かされる。
二回目も思わず「わ!」と声が出たけれど、
またすぐに目を閉じ、自分の内側に集中する。

この時、何を感じていたか・・・
正直にいうとあまり覚えていない。
具体的な映像などは見えておらず、
安心感に包まれながら、ただ横になっていたと思う。

最後の最後に開いた、心の扉

二回目も涙は一滴も出ず、
声を出すことも、身体を動かしたくなる衝動もなかった。

目に見える形での変化は起こらなかったけど、
きっと今日が変化のスタートで、
これから時間をかけて、変容していくのだろう。
そう思いながら、ベッドから起き上がった。

最後にまたみんなで輪になる。

輪になった時、最初は少し離れた場所にいたマイケルが、
あることがきっかけで、私の隣りにいた友人の横に移動してきた。

友人を間に挟んで並ぶことになった、私とマイケル。
両サイドの人の肩や腰に手を回し、音楽に合わせて揺れ始める。

この時、マイケルが選んだ曲は、
『Sanctuary』by Donna De Lory だった。

目を閉じて、マイケルの言葉に耳を傾ける。

ふと、友人の背中に回していた私の右手と、マイケルの左手が触れる。
あれ?と思った次の瞬間、マイケルが私の手をギュッと握ってくれた。

最初は「えっ!」と、とても驚いたけど、
とても柔らかくて温かいマイケルの手から、
何とも言えない、愛のエネルギーが溢れ出ているような気がした。

見えない世界の力によって、
あなたはしっかりと守られている
愛されている
もう恐れや不安は解き放っていい
怖がらなくていい
安心していい
あなたは愛されている

次々と、こんな言葉が浮かんできた。

そして身体の揺れと同時に、
波打つように伝わってくる、
ここにいる全員が発する愛と感謝のバイブス、
両サイドに立つ友人たちの背中のあたたかさ、
マイケルの手のぬくもりと、底知れぬ愛のエネルギー

胸の辺りにぐっと込み上げる熱いもの・・・
気がついた時には、すでに大粒の涙があふれていた。

少しだけ目を開けてみると、
参加者の皆さんが優しい笑みを浮かべながら目を閉じ、
音楽とマイケルの言葉に身を委ねていた。

愛なんだな、愛しかないな・・・

そう気づいたら、胸の辺りが熱くなり、
さらに涙があふれてきて、
もうどうやっても止められなかった。
こんなに泣いたのはいつぶりだろう。

最後の最後に、
心の扉を開放してもらえたようだった。

曲が終わり、大泣きしている私を見て、
「Beautiful!」とマイケルがハグしてくれた。
そしてティッシュを渡しながら、
「最後の最後にハートが開いたね!」
そんなニュアンスのことを伝えてくれた。

マイケルからのメッセージ

二回目のSEが終了し、私にはもう一つ楽しみにしていたことがあった。
それはマイケルからメッセージをもらうこと。
あらかじめ購入していたマイケルの本を持ち、列に並んだ。

いよいよ私の番になり、マイケルは笑顔で迎えてくれた。
すると英語で、

「あなたが一体どこからやって来たのかは分からないけど・・・」
(おそらく過去生やルーツ的なこと?)

そう呟いた後、天井のあたりを見上げながら、

「僕にこんなメッセージが降りてきたよ」

と、ペンを走らせメッセージを書いてくれた。

マイケルからの直筆メッセージ

あなたは感じることができる。感じたことを閉ざしたり隠したりしないで。
心を開いて、あなたの周りにある“愛の光”の中へと進んで行ってください。

直訳するとこんな感じでしょうか。
メッセージを聞いた時、驚きと感動で胸が震えるような感じがした。

実は、このメッセージを聞いた時、
真っ先に頭に浮かんだのは、
yujiさんがリトリートで伝えてくださった言葉だった。

感じたことを自分の誤解や気のせいだと片付けずに、
それをどんどん発信していってください。

“感じること”
それが私が生きていく上での、
大きなテーマなのかもしれないと思った。

開けてもらった扉をくぐる決意

マイケルのSEを受けた後は、家に真っ直ぐ帰ることに。
電車の中で身体がどんどん熱くなっていくのを感じ、
家に帰ると猛烈なだるさと眠気に襲われたため、早めにベッドに入った。
(けれど実際はほとんど眠れなかった)

翌日以降も、心と身体にSEの余韻が残り、
ずっとふわふわしていたのだけれど、
最も実感した変化は心の軽さだった。

それまで心を覆っていた焦りや、
“ねばならぬ”という思考が小さくなっていたこと。
今まで、自分のみならず、
自分以外の人も含めた全てのことが気にかかり、
時にはジャッジしていた自分を手放し始めていること。

一昨日までの悩みが、もう悩みではなくなり、
心の中はとても平和で穏やかだった。

心が愛を信じ、安心して前に進もうとしている。

“愛”という言葉も、
今までどこか気恥ずかしくてあまり使っていなかったけど、
この数日の間に、何度も言葉にしていることに気がついた。

マイケルがYouTube内でも言われていたように、
開いた扉をくぐるのは、その人自身。
マイケルが開けてくれた扉をくぐって、前に踏み出したいと思った。

今回のSEへの参加は、本当に素晴らしい機会となりました。
今年の夏に、再び来日予定だと言われていたマイケル。
その時は、またぜひ参加したいと思っています。

最後になりましたが、
Dr.マイケルとマイケルのSEを紹介してくださった、
QUANTAチームの皆さま、本当にありがとうございました!

大泣きした直後の目が腫れぼったい私とマイケル

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