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世界はきっと私が思っている以上に優しい。

傍にたくさんの仲間がいて、いつも誰かと楽しそうに笑っている人が羨ましくて仕方なかった。本音を言えば、私もその輪の中に入りたかった。

それなのに「羨ましい」と素直に口にすることもできず、さらにその感情にもフタをして、「人は人。私は何とも思っていません。」と平静を装っていたのは、つい先日までの私だ。

本当は交わりたいのに。
本当は輪に入りたいのに。

フタをされてしまった「羨ましい」という感情はやがて、ひねくれたスネちゃまに姿を変えていった。

こうなってしまった原因は一体何だろう?

覚えている限りでは、小学生の頃にさかのぼる。私が何気なくとある仲良しグループの輪に入ろうとした時、その中の一人にとても嫌な顔をされたこと。めげずに輪の中に入ったらグループの空気が一変し、しまいには仲間はずれにされてしまったこと。あの時の友だちの表情と、教室にポツンと取り残された時の絶望感は忘れられない。

このトラウマが原因なのか、私はすでに出来上がったグループの中に入るのが苦手になった。「どうせ私は輪の中に入れてもらえない」そんな思い込みが脳内に刷り込まれ、自ら積極的に人の輪の中に入ろうとしなくなった。

でもよく考えると「入れてもらえない」という考えは単なる“人のせい”にしようとしている私のエゴで、この問題の根本は私自身にある。自分の中で製造され続けているスネちゃまの存在を認めず、向き合おうともしてこなかったのだから。私はいつも自分の中に葛藤と息苦しさを感じつつも、何なら「自分は素直だ」と思い込んでいた(お恥ずかしい限りです😭)。

正々堂々と、自分がスネちゃまであることを認める

そんな私がようやくスネちゃまの存在と対峙するきっかけとなったのは、yujiさんのYouTube。アーカイブで拝見して、11ハウスのスネちゃま族のお話のところで全身が凍りついた。

11ハウスの話は59分頃からですが、ラッキーカラーのお話もとても参考になるので最初からぜひ!有料級の情報を惜しみなく公開してくださるyujiさんには本当に感謝しかありません😭いつもありがとうございます!

私のネイタルチャートには、11ハウスに太陽・水星・DHが入り、確かにめんどくさい人だと自分でも思うことがある。長らくスネちゃまの存在を認めず、華麗にスルーしていたけれど、そーっと心の中を覗いて見てみると、口には出さないだけで本当は「どうせ」って思ってるし、すぐに物事をナナメに捉えたり、つい真逆のことを考えたり、妖怪ワタシナンテも飼い慣らしてる…やっぱりどう考えても私は正真正銘のスネちゃまであるという結論に至る。

内臓にまで激痛が走ったyujiさんの言葉

本当は人と交わりたいはずなのに、スネちゃまが邪魔をして交わろうとしない。そんな私にyujiさんの「ひとりスネちゃま・孤軍奮闘NG! ちゃんと人と繋がること!水瓶座の天才性も使わなければ無いも同じ!」そんな言葉が矢のように刺さり、耳のみならず内臓に激痛が走る。。😭

痛くて思わず逃げ出したくなるような言葉だけど、いや待てよ…と冷静になってみた。突入したばかりの冥王星水瓶座時代。変わることを頑なに拒んでいたら、今まで以上に生きづらくなり息苦しいままなのでは?人と繋がることで自分の個性が認められ、さらに発揮できるようになれば、より生きやすく人生を楽しく過ごせるのでは?と。

そして長らく気づかないように、見ないようにしていたスネちゃまの存在に、ようやく向き合うことができた。一体何に、どんな時に拗ねモードが発動するのかをひとつずつ探っていくと、あまり思い出したくはない過去の古傷をえぐられるようで…この時間が結構つらくてちょっと泣いた。

最終的には、本音の部分で「輪に入りたい」「人と交わりたい」と思うなら、それはもう素直に表現、行動するしかないという結論に達した。胸の奥に封印したり、変にネジ曲げたりせず、ただ素直に。「もし拒絶されたら?無視されたら?」と傷つくことが怖くてつい臆病になるけど、人と交わらなければ、永遠に自分に合う場所には辿り着けない気がする。

タロットカード“ワンドの5”のメッセージ

自分がスネちゃまであること認めた後に引いたタロット。現れたのは“ワンドの5”だった。

ここ最近、連続で出るこのカードに「対立?競争?」と最初はピンと来なかったけど、この日はカードを開いた瞬間に「交わりなよ」というメッセージが届いた。そうか、よく見ると絵の中の5人はそれぞれの棒(個性)を組み合わせ、試行錯誤しながらも新たな何か(世界)を創造しているようにも見える。

さまざまな価値観を持つ人たちの輪の中に入り、私自身も自分の個性を発揮していく。それは今の私に必要なメッセージのような気がした。

ワタシナンテを捨てて受け取ったスタエフバトン

まずは行動してみようと思い、それまで遠巻きに見ていたスタエフバトンに参加してみようと思った。「私なんかが参加していいの?」そんな考えを取っ払って、勇気を出してバトンを受け取ることができた。

初めてのライブ配信に緊張し、こっそり用意したカンペは読む順番を間違えて頭の中は真っ白だったけど(汗)リアタイしてくださった方のコメントのおかげで話を続けることができて挑戦して本当に良かったと思う。誰も聴きに来なかったらどうしようと本気で心配していたので、たくさんのコメントやギフトがとても嬉しかったし、新たな繋がりもできて有難い一日だった。

世界と仲間と自分をもっと信頼してみる

スネちゃまであることを認められたことで息苦しさが少し消えた気がする。油断するとまたすぐにスネちゃまが顔を出すので要注意だけれど、人生は有限なのだから、ずっと拗ねていては時間がもったいない。

そしてここ数日、もしかすると世界は私が思っている以上に優しいのでは…?そう思う機会が増えた。それは素直に行動すると、素直なリアクションが返ってくる確率の高さに気づいたから。トラウマを引きずって必要以上に怖がらなくて良いのなら、これからはもっとこの世界に全幅の信頼を置いて行動してみたい。そして今いる仲間を大切にしながら、さらに輪を広げていきたいと思った。

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