さんくっすん祭りを振り返って

初めまして。IDMと申します。
今回「くすくすくっすん さんくっすん祭り2016」が無事終演した事を切欠に、イベントを振り返ると共に思った事を綴らせて頂こうと思います。
これまで多くの方のnoteやブログを読み色々な部分で影響を受けているので、「この書き方どこかで見たぞ…?」なんて箇所もあるかも知れませんがご了承ください。
また詳細なレポを既に上げている方もおりますので、簡略に書いていけたらな、と思います。

・開演前アナウンス、オープニングトーク
ある回では楽しそうな雰囲気が伝わり笑顔になったり、ある回ではあからさまに眠そうで苦笑してしまったり。ですがこれも彼女らしさ。「くっすんのイベントが始まるんだ…!」という事を実感させられました。

・くっすんに聞きたいこと、やってほしいこと、言ってほしいセリフ
今から思えばこれも「彼女らしいな」と思うのですが、東京大阪共にお便りを却下する場面がありました。箱からお便りを引いてから却下!までの流れが妙にテンポ良く、思わず笑ってしまいました。
リクエストは「ありがちだなあ…」というものから「なるほど!確かにこれは聞きたかった」等、様々なシチュエーションが読まれていましたが、個人的に大阪2部で「貴方とは、色の好みが合いません」をリクエストした方に拍手を送りたいです。

・朗読劇
長くなるので後程…

・フォトシューティング
11月に行われる「Eternal Precious Wave」で2017年カレンダーを発売することがアナウンスされました。しかもこれまでの衣装で写真を撮られたようで、僕の汚い勉強机が華やかになりそうです。楽しそうに撮影に臨む楠田さん。映像で見る姿もまた良いですね。
余談ですがこの映像の始まりと同時にBGMがInfinite Memoriesのインストver.になっていたのが個人的にグッと来てしまいました。衣装も大切なMemoriesの一つですよね。

・ライブパート
キャラソンは各作品一曲ずつという事で、自分の携わった作品、演じたキャラクターを皆平等に大切になさっているんだな、と思いました。
個人的に嬉しかったのは「はじまりは隣の席でした」。僕はKAKUSENくんのイベントに一度も参加した事が無く、生で聴ける事は無いのかな…と諦めモードでいましたが何とか救われました。生で見るニュルりんにズブズブにされて嬉しいです。
カバー曲は南條愛乃さん「ゼロイチキセキ」。お二方で思い浮かぶのはやはり「ラブライブ!」であり「のぞえりRadio Garden」。あの番組で繋がった二人は今もお互いの中にその存在を置いていて、互いの支えになっている。だからこそ(くっすんにとって歌いにくい音程であっても)披露出来た曲であると思いました。

そして、『ミリオンドール』の朗読劇です。「くす×くすHOUSE」でもひろりんが触れていましたが、今回のストーリーは本編にも大きく関わる、すう子の“ルーツ”と言えるものでした。そんな物語を、「ミリオンドール」とは直接の関係が無いイベントで時間をかけて披露する。これって素晴らしい事で、原作の藍先生、そしてすう子を演じるくっすんとの間に大きな信頼関係が存在しなければなし得ない事だと思うのです。
ライブの項で「携わった作品やキャラを大切にしているのが伝わった」と書きましたが、同時に作品関係者の方々も大切になさっていて、そこに信頼が生まれている事を感じ取りました。先日の『ESORA』にも多くの方が観劇にいらしたそうですが、これも彼女の上述したような真摯さが生んだ繋がりなのでしょう。

また、座席によって各公演違った楽しみ方が出来ました。東京1部は左側だったので「すう子」という一キャラクターを、2部は右側だったので、「すう子を演じる役者としての楠田亜衣奈さん」を意識して。大阪1部はスタンディングだったのでストーリー全体を、2部の指定席はこれまでで一番近かったので楠田さんの表情に注目しました。メジャーデビュー発表後のひなみブログを読むシーンとその後の涙、“昔のひなみ”を見に行こうと決意した希望がこもった表情、古参オタクの真似といった部分まで表情がよく変わります。昨年末に『ハックルベリーにさよならを』を観劇し、J-WAROSの『ちくわ姫inワンダーランド』(楠田さんは出ていませんが)、『ESORA』を経て、生の演技を見られる舞台や朗読劇の魅力に惹かれましたが、ただ台詞を言うだけではなく、感情を込め、表情を変えて、まさにキャストと一体となって初めて作品が完成するんだという事を学びました。今回の朗読劇も同じく、見事にあの舞台上にはすう子というキャラクターが立っていました。

・プレゼント抽選
知っている方が何名かプレゼントを獲得されていました。おめでとうございます!
今回も直接当選された方の近くまで出向いてプレゼントを渡す形式でした。「Next Brilliant Wave」特典のインタビューを思い出していたのですが、そこで仰っていたようにファンと距離を(リアルに)狭められるこの形式が好きなんだな、と。
今後箱が大きくなる事があったとしても、この形式は変えてほしくないと願っています。

・最後のFirst Sweet Wave
リクエストが多かった曲であるそうですが、ここで持ってくるのはズルいな… 今でも思い出すのは、1年前に池袋サンシャインシティで行われた「くっすんサポーター応援会」。初めてソロとしての楠田さんに出会ったイベントでした。ラブライブ!5thの「もしもからきっと」でその魅力に気付いたものの、ただ何となく「好き」な段階でしかなく、正直興味本意で足を運んだイベント。そんな中この曲と「トドケ ミライ!」の2曲に出会いました。特にこの曲は当時、楠田さんが歌えなくなってしまう場面がありました。それでも必死に声を出そうと、涙ぐみながらもマイクを持つ手を下ろそうとしない彼女の姿に心を打たれました。このイベントと、1か月後の「First Sweet Wave」発売記念イベントを機に本格的にくすサポとして活動を始めることになります。
そんなわけで、特に思い出に残るこの曲。ライブツアーのアンコール1曲目で歌ったりと、楠田さん本人にとっても大切な曲でしょう。今回イベントの締めとして披露された曲は、1年前より確実に上手に歌われていました。僕も聴きながら1年前を思い出すと同時に、これからの未来への期待も込めながらサイリウムを振りました(余談:この時、僕の中でトドケ ミライ!とFirst Sweet Waveは2つで1つの曲になりました)。

・その他、色々考えた事
こうして振り返ると、「これぞ“楠田亜衣奈”なお祭り」でした。当然と言われれば当然ですが、随所にそれは確かな形として現れていたと思います。
例えば、ライブマナーや現場の雰囲気について自分の考えをハッキリとあの場で発信した事、逆に自分の現場ならではのスタイルを提案した事。ライブツアー後に更新されたブログと、そこに書かれていた「くっすん識」は今回も実践されていました。11月にもライブがあり、新規サポの方が入ってくる切欠となるでしょうが、無理強いをしない形で浸透していけたらな、と思います。

また今回、全4公演でライブパートのセトリをはじめとした構成が殆ど同じ、という事について各所で言われていますが、これも「くっすん識」であると僕は確信しています。全17曲を同じ順番に配置し、最後はオーマイダーリンで締めたライブツアー。締め方に関してはワロスのライブパートでも同様でした。ここからは勝手な考えでしかありませんが、「どの会場でも平等に楽しめるようにしてほしい」という想いをツアー前から持っていたのではないでしょうか。
この考えが正解か不正解かは分かりませんし本人に確かめたりする事もしませんが、僕は自分が参加したツアーの公演も、今回参加した4公演も全て心から楽しめましたし、構成は共通ながらも細かい箇所は各公演それぞれの色が出ていたのは確かであります。

楠田さんにとっても、くっすんサポーターにとっても、新たな1ページとなったであろう今回のイベント。これからも自分なりに応援をさせて頂きます。

今回、大阪公演にて有志でフラワースタンドを企画させて頂きました。
右も左も分からない中、イラスト担当の方にも素晴らしい作品を描いて頂き、参加して頂いた皆様の気持ちを確かに届ける事が出来ました。
ご協力、本当にありがとうございました。

凄まじく長文になってしまいましたが、今回は以上です。
また皆で遊びましょう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
1、2、さんくっすん☀

IDM

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