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参加レポート小説「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」刊行記念サイン会&ラジオ公開録音イベント

ミュージシャンでもあり小説家でもある黒木渚が先月15日発表した小説「予測不能の1秒先も濁流みたいに愛してる」(以下、「濁愛」)の刊行記念サイン会&RKBラジオ『デモテープ〜福岡音楽時代〜』公開録音コラボトークイベントに参加してきました。

小説は発売(前)日には電子書籍で購入し読み終え、書籍実物としてはこのイベントでサイン付きを手に入れようと予約済み。

イベントの前日は同名アルバムのツアー東京公演に参加、翌日は福岡公演に参加の予定だったので中日、ゆっくり東京で過ごして福岡に行くつもりが、東京公演の興奮冷めやらぬまま朝から飛行機で福岡へ。

ライブでワプミダンス踊り狂って朝5時起きて、軽く死ねる。

福岡空港・博多駅に着き、荷物を預けて早々に会場の六本松蔦屋書店へバスで向かう。

睡眠時間のカバーと、渚さんの姿を目を見開いて拝むために、車内では博多駅で買った目元ホットアイマスクを付けて仮眠。
そして会場内施設でファンコミュニティ(月額制会員サイトで“なーちゃん村“や“村“と呼ばれている動物園)のかたにおすすめしてもらったお店で定食を注文。

カロリーの暴力!美味い!うまい!唐揚げ美味い!

そしてトークイベントの時間。
運よく2列目の渚さん側に座ることができ、嬉しさと緊張でワプワプして待っていました。
黒木渚のファンコミュニティからも参加者がいたので、チャットと会場が濃く繋がっていました。

そうこうするうちにDJ/司会の加藤淳也さんが登場し、会場を温めてくださり、まもなくして本番収録へ。

加藤淳也さんの導入もそこそこに、黒木渚登場。

美しい。
自分は渚さんの見た目ってタイプではないんです、が、そんな自分が息を呑むくらい最近お綺麗になっているなと感じます。

YouTubeのカメラが良いのかと思っていましたが、檸檬の棘ツアーのバックステージやポスターお渡し会以来、久々に間近でお会いしたけど美しい。(後で村のかたとも話したけれどキックボクシングで運動してるから説を推しました)

そして衣装は、SNSにもあがっていましたが淡い黄色系のノースリーブワンピース、教育施設にある防炎カーテンの生地にしか見えず、ずっとカーテン巻いてるなぁと思いながら見てました。

アクセサリーはシンプルに。足元はロング丈のためあまり確認できませんでした。

内容は、2022年7月20日23時からのラジオでほぼ全容が電波に乗るらしいので、ポイントのみあげると

・久々のトークイベントだけど、参加者席を見た感想は、夏なのにみんな清潔感がある
・青春小説を世に出すきっかけ(編集のオオクボさんも一瞬登壇)
・制作にあたり苦労した点
・読みやすい作品を書くコツ、音楽的に、リズムを意識されている話。
・キャラのモデルについて。
・RKBでお二人が初対面のときの話
・喉を壊した頃から、ファンには全裸で向かうようになる
・会場のお客さんからの質問は2つあり。内容としては作品とかけ離れた質問で、会場全体が爆笑。ラジオで確認を是非して欲しいです(特にコミュニティのかた)

と30分間笑いが絶えないままあっという間に終わっていきました。

そしてサイン会、ここからは完全に個人的な会話の垂れ流しですが。

1巡目、トークイベント直後に小説「濁愛」に森村名義でサインをいただく。
今までサイン会等間近であったことは何度かありましたが、森村として名乗って会うのは初めてで(これはコミュニティサイトのおかげだろう)、今回でようやく渚さんに顔と名前が一致してもらえたのではと思う。

「コンニチワ モリンソン デス(緊張)」「わー!森さん、思ってたのとちがう」「ソウデスカ」「髪の毛アフロかと思ってたー」「(帽子を脱いでパーマで膨らんだ髪を見せて)アフロ ミタイナ モノデス」
ここでサインのサポートしていた女性2人、編集さんとスタッフさんに「違う違う」とツッコミを入れられる。

「そうだ、今日は透けてなくてごめんね」と胸部をおさえながら、先週分(FM NAGISA 「黒木渚の棘・新」#088)のクロトゲで読まれた投稿メールの話題を振られ、サポートしていたお2人からの鋭い視線。

お墓に刻む点数が下がったなぁと思う自分、ニヤニヤする黒木渚、このドSアーティストめっ!


「モウ1冊買ッテイマス マタ並ビマス」「明日ノ福岡コウエンモ楽シミニシテイマス」と最後まで緊張のまま終了。

2巡目、一端休憩時間を挟み、小説「濁愛」に本名でサインをいただく。
会話としては、ずっとしたかった質問を。

黒木渚のWikipediaの”関連人物・友好関係”部分の記述について、ファンになった頃からずっと「なんでこの人の名前があるのだろう(何かのメディアで言及した等の記載も無い)」と気になって仕方なかったのでそれについて質問。

しょうもないことだけど同じくファンの○○さんとの関係が知りたくて。

結果は「なんでだろうね?」と本人も疑問符。「逆に○○さんによろしくね」と。
空振り質問だったけど個人的には長年ノドにひっかかった骨が取れてすっきり。

3巡目、文庫本化した私小説「檸檬の棘」を当日購入し、対象になることを確認しサインをいただく。

ようやくここで「昨日のライブ最高でした」とお伝えできました。サポートの女性お二人から同時に「3回目にして言うのっ」とツッコミをいただきました。

内心、1回目に“透け”の話を振られて動転しなかったらこんなことにはならなかっただろうと思ったんですが、合わせて翌日のライブもしっかりワプミダンス踊り狂うことを伝えました。

印象的だったのは、私の彼女が見ると困るので本名ではない物は家に飾れないという話をしていて、

加えて(ファンとしての私への)愛のメッセージを付け加えてくださいとお願いしたところ喜んで書いてくれたのですが

"来世は入籍!"

という、ありがたい?メッセージをいただきました。

変な勘違いをされかねない、一番彼女に見せられない、悪ふざけが過ぎるメッセージだとマネージャーのポンコツ丸さんや編集さん達と一同で笑って楽しくお話をさせてもらいました。

別れ際に、渚さんが「入籍の件、彼女に見つからないようにね」と言ってきたので、
「もう、この3日間(東京公演→サイン会→福岡2講演)でちょっと機嫌が悪いので見せられないですね」とお伝えしたら、

「彼女の気持ちもわかるよ」と。
「ずっと村(ファンコミュニティ)にいるじゃんwww『私に構ってよ』ってなるよ」と前半は笑い、後半は真顔気味で言われてグサっと来ました。

あなたの才能に心惹かれてしまってるからじゃないですかと言いたかったのですが、
その裏には、1人の女性としての一般的な感想だったり、
もしかしたらファンに想われることの重みというか、いわゆる“芸能人”として到達はしない羨望の裏側みたいなものを背負ってきたのかなと思いました。

見た目や若さに惹かれてるのではない、黒木渚の才能に惹かれファンになっている。
これ確かに敵わないことだよなぁ、人間としての魅力に囚われてしまっていて、越えられない次元のもどかしさがあるよなと、他人事のようにふと思いました。

彼女はラーメンが好きなので、お土産に博多ラーメンを買って渡したらご機嫌でした。
安心してください渚さん。大切にします、もっと。

と言った具合に、緊張と笑いと緩急織り交ぜてのイベントは無事終わりました。

ありがとう渚

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