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正木さんから私が受けとったこと②

本当の健康や癒しって自分の体だけをなんとかすることじゃないんだね。

次元上昇ってこんなにシンプルなことだったんだ。

4.自分と自然はひとつづき。満たされるには、自然に抱かれることだよ。

ーフローレンス・ナイチンゲールは、「療養環境や生活を整えることで患者の自然治癒力を高めるのが看護の役割」ということを語っています。私は看護師でもありますが、くらしや家、町、地球を健康にしないと、人は健康になれないと感じています。それらと私たちの体は別々のものではなく、つねに影響を受けている。ですから、『人間の病んだ体だけにアプローチすればいい』という信念がベースの現代医療のやりかたでは、患者さんを真の意味で癒せないのではないかと思っています。


「木を植えましょうって本を書いたんだ。
妻が20年前に乳癌になった。
発見時けっこう大きくて、あと1年命があるかどうかだった。
気づかされたのは、自然が病んでるから妻は病気になったということ。
治療も受けたけど、自然を癒すところから始めようってことになったんだ。
何しようか、何ヶ月か話し合って、木を植えようって。
4ヘクタールに5000本。また5000本。
自分の家のすぐとなり。ちょうど伐採後の国有林。そこを、自然林に戻すための植林をしたいって管理者に話して、いいよってことになった。

最初はどん底の絶望。妻の病。
環境問題に、それまでいろいろコメントしてた。でも、リアルで痛みを伴って病んでるって感じてなかった。

木を植えたら嬉しくて、楽しくってしょうがない。
植えるのも、育てるのも楽しくて、人が来て「大きくなりましたね」って言われた時には、家に呼んでご馳走振る舞うくらい嬉しかった。

その喜びがどこから来るんだろう?と不思議だった。
木を植えた山、川、海…
山のお母さん、海のお母さんも、人が木を植えたってことが嬉しくてしょうがないんだよ。
抱いてくれてるって感じてた。

それから、山や海とコミュニケーションできるようになったの。
ぼくはそれを歌にした。
そのときぼくは50代の後半だったけど、突然作詞作曲できるようになったんだ。
人前で歌うようになった。トークライブとかで。
女房ももともと歌好きだったから、毎日毎日夕方に農園で2人でうたを歌ってた。

そしたら、妻のガンが消えたんだ。

海や山のお母さんに抱かれること、それ以上のことってないんだよ。
本当はつながっているのに、そこから離れているから寂しい。

それで、満足できなくなって、モノを欲しがって、もっと海山を壊していく。
どれだけ持っても喜びがない。

自然に抱かれると、自分が全部どうでもよくなっちゃう。自分が消えるんだね。

満たされるには、自然に抱かれることだよ。

海のお母さんや、山のお母さん…
そのばん大きい概念として、地球マユを提案した。
地球マユは物質だけじゃない、意識・ハートだよ。
それを愛ともいうでしょう。
それにつながること。ガンの経験から思い出すことができた。」


5.次元上昇って、環境問題と戦争を解決するために必要な分、階段を上がるだけ。

ー「すべてのものはつながっている。本当の愛は、その『自分がないところ』にある。」アタマでは理解できても、あり方として実践できていなくて。相手を変えようとしてしまうんです。


自己はあっていいんだ。でも今は、too muchなんだよ。
自分を0にする話はしてない。
悟らなきゃとかね。
みんな、すっかり樹木を忘れてるだけ。
現代社会、物質社会、文明社会の病理現象だよね。

1%と99%、国家同士、38度線…
樹木(的なとらえかた)がなかったら統合するものがない。

統合できるとしたら、自分のアイデンティティを大きいものに置くときでしょう。

自分たちの儲けのために、原発を止めない。
病理にまでなってる。

環境問題と戦争。
喫緊の課題は、この1段。
それを治すには、非二元(すべてはつながっている。私は地球。地球は私。)の方にむかって必要な分、1段上がるだけ。

一歩じゃなく、1段。
これが次元上昇ってこと。







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