彼氏もいないことだし、母親ののろけ話でもしようか
最近母が可愛いのでのろけてみる。あと、旦那さんののろけ話してる知人が羨ましいんだけど、彼氏も旦那もいないので。
身近な人で一番男気のある存在を思い浮かべると、真っ先に出てくるのが母。
1日1回以上は喧嘩するけど、わりとスキ。
喧嘩の原因は、母は理屈より行動の人で、私は行動より理屈の人(時々気分が乗ると行動派)だから。
彼女は貧乏な生まれだが超行動派、働き者、バイタリティが凄まじい経営者として成功した。なのに女手ひとつで4人も子育てして料理もうまい。無駄遣いは大嫌いな倹約家だが、人には気前よくおごる。しかも年々若く美しくなっていく。なんだこれ、自分で書いてみて怖いんですけど。
イラン旅行の最後のほう、わたしはホープホースさんの絶対痩せるダイエットのnoteを発見し、とりくみ始めていた。(イランのwifiは弱いので、ブログもfacebookも重すぎて読めないが、noteだけはサクサク見れた。ありがたいね!)
その内容は、運動とかではなくて、自分のやりたくないこととか、やりたいことを書き出すワークがある。
先日母と外食した際、それを書いたノートを見せた。
「あ、私もホタルイカ漁見に行きたい。あ~、これわかる!」と食い入るように読む母。(音読しなくていいよ・・・)なんとなく、緑のペンを渡して「お母さんもこれ嫌だわ、とかこれしたい!ってのがあったら、マルつけてみて。」とリクエストしてみた。
嫌なことリストで共通してたもの:愚痴ばっかの人の話を聞く、不幸そうな人と一緒にいる、決まったやり方に従う、マニュアル至上主義、つまらない話を聞く、食べ物を捨てる、頑張って人との関係を保つ、待つ、自分に嘘をついて相手に合わせる、場所や条件に縛られる、本音と建て前を見分ける
たぶん、私たち母娘はルールや人に縛られるのが嫌なんだねぇ。自分に正直で居たいんだ。なんか共通点が明確になって嬉しいね、これ。
やりたいことリストで共通してたもの:富山県にホタルイカの漁を見に行く、自分の必要十分・美しさを満たした小屋づくり(薪ストーブつき)、下着づくり、刺繍、枇杷の葉染め、透明度抜群の海でSUP。
モノづくりに挑戦したいんだねぇ・・・
って、前期高齢者でもある母がSUPやりたいって可愛すぎないですか!?(エイジズムかもしれない)
うん、それだけが言いたくて、書きました。
最後に、昨日の母の語録を紹介。
(昨日は母娘でやってる助産院の定期通信の編集と印刷をしていた。当院では、出産後のママさんたちに、入院中にお産の感想をノートに書いていただいている。通信ではそれを紹介するコーナーがある。)
お産は、恋と一緒。お産をすると、人は詩人になるのよ。お産から長い時間経つと、書くことなくなる。恋も、し始めと失恋の時は詩を書くでしょう。だから、お産の後早いうちに書いてもらわないとね。
文章も、書きたいときに書くのがいいのだろう。思いついたことは、時間がたてば「べつに大したことじゃないな」って形にならずに捨てられていく。
でも、人生ってほとんどはたいしたことない一瞬のあつまり。それを、形にできたらなんかうれしいなって思うから、書いてみました。
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