見出し画像

6月水無月雨の月

旧暦5月が、新暦の梅雨の時期にあたる。
ついつい漢字の月が格好良いので使ってしまうが、旧暦と新暦はひと月ほど違うのだ。
ややこしい。

旧暦5月 皐月   新暦5月下旬〜7月上旬
旧暦6月 水無月  新暦6月下旬〜8月上旬

ともあれ、島の6月は雨の月、湿気の月で、憂鬱だ。
以前6月に実家に戻り、ひと月留守にしたら、家の中がカビだらけになっていた。

雨だからでもないだろうが、6月は島から出る人が多い。
民宿の仲間の二人が相次いで出た。
ゴールデンカムイに夢中で北海道へ、ひとりは愛知の実家へ。
おかげで私は連日ひとりでお掃除だ。
だがオーナーも近じか休暇をとるので、しばらくは無職である。

ジャカランタ

お掃除の後、近くのハーブ畑にジャカランタの花が咲いているのではないかと行ってみた。
長らくハーブを育てている方で、時どき見せてもらっている。

咲いていた。
ふわふわで優しい薄紫の花だ。
島のホテルの植物園にあるのは巨木で、花の形が見えないが、ここはよく見ることができる。

ジャカランタは世界三大花木の一つという。
苗木で植えても高木にならないと花が咲かない。
ノウゼンカズラ科なので、花の形が似ている。
葉が繊細だから、観葉植物として和風にもあう。

落ちている花びらを踏むのも躊躇するほどだ。

ローズマリーの大群
アメジストセージ うちのはまだ花芽もない
フェンネルももう花が
セージの一種?今度分けてもらおーっと
丈の低いバナナの花
スモモ はやく赤くなーれ

暖かい地域なので成長が、早い。
長いこと、手間ひまかけてお金もかけて育てているので、れっきとしたハーブ園だ。
引っ越しが多く、いつもいちから始める私の庭と、比べるほうがおかしいが、帰りはほんの少し落ち込む。

雨にふられても植物たちは、生きいきとひたすら太陽に向かってて立っている。
動かない、いつもそこにいるから、憂鬱な時は会いに行けばいい。
元気をもらいに。

おまけで今日の賄い弁当


今日も読んでくださってありがとうございます。
植物の元気が届けば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?