今日は晴れそう
長雨で鬱々としていたが、今日は晴れの予報がでている。
仕事もないのでどこかへ出かけたい気持ちだ。
だが買い物以外で、出かける所は図書室しかない。
新しくできたカフェやレストランにはもう興味ない。
気軽に開店してはすぐにやめてしまう店が多くなった。
そしてFacebookを見ないと開いている日がわからないような店ばかりだ。
いつ頃からか、外食はしなくなっている。
家でくつろいで食べたり、飲むほうがよくなった。
外食しなくなったのは、流行り病より前だ。
歳のせいだろうか。
街に住んでいたら行きたい所はいっぱいあると思う。
美術館や、博物館、雑貨屋や古道具屋、園芸店、キリがないほどある。
しかし、やっぱりここでよい。
何もなくても、思い出に耽るだけでも、満ち足りる。
「気まぐれ美術館」洲之内徹のシリーズ本を持っている。
以前noteにも書いたが、美術館に行きたい時は取り出して読む。
独断と偏見の画廊の店主だが、作家でもある。
正岡子規など著名人を多く出している松山出身の「転向」した気難しい人だ。
小林秀雄に「今一番の批評家は洲之内徹だね」と絶賛されている。
青山二郎は白州正子に洲之内のエッセイを読むように勧めたという。
絵はじぶんの扱ったもので掲載は少ないが、エッセイが魅力である。
偏屈で、転向を経験した人らしくニヒルな感じがクセになる。
さあて図書室に行くとするか。
誰か贈書していないかな。
今日も読んでくださってありがとうございます。
暑さに負けず、よい一日をお過ごしください。
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