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戻り梅雨の憂鬱と回復

農道草払い作業がまた延期だ。
前回は台風でできなくて、今回は少々の雨でも決行の予定がカミナリが鳴りだしたので、またもや中止。
班長でなければなんてことないが、準備していた菓子パンのことなどで意見がくい違い、少しばかり落ち込んだ。

「香君」を読んで一日を過ごす。
香りを嗅ぎ分ける超越者が悪を倒すような物語ではなかった。
現代の農業に対して、例えばF1の種への危惧、害虫の駆除や、生態系のしくみのことなど多くのメッセージが聞こえてきた。

上橋菜穂子は精霊の守人のバルサを筆頭に、能力を持つがゆえ孤独だが意志の強いヒロインを描く。
「香君」はアイシャという香りを聞くことのできる少女が、この世の諸問題は完全に解決できることはないと知るが、それでも光を求めて進んでいく物語である。

憂鬱が治まってきたし天気も回復したので、夕方散歩に出た。
海辺の道を歩いた。

梅雨戻り西の浄土阿弥陀橋
よせてかえす小さな波
ハマゴウ
ハマユウに似ているが
ウオーターレタスが大きくなっていた
パパイアの花
キダチベゴニアの一種?
カニがいた 早いはやい


本を読んでしまったり、散歩に行ったり、気分がよくなったのでビールを飲もうと思い、おつまみは何にしようと冷蔵庫をあけた。
その時なんと、採れたてゴーヤのおすそ分け到来。

嬉しい、嬉しい。
ゴーヤチャンプルーだ。

小さなストレスはあった方がいいと思う一日であった。
清濁併せ呑むというではないか、あれ、それは全く違う意味だ。
失礼しました。

今日も読んでくださってありがとうございます。

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