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息継ぎ。

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日々溢れ出るもの。性的思考。私的変態感。想い。
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#詩のようなもの

ふわふわ いっぱい詰め込む。

今。 この今。 ここにある胸の温かさを ぜんぶ、ぜんぶ、詰めて。 真空パックにしたい。 そ…

4

探しているふりの答え。

自らの存在意義を問うたところで 良い答えが見つかるはずもなく。 他人の存在意義を考えたと…

7

奥底のそれが破裂するまで

奥の奥の奥底に ただ増殖し続けた そのものは 音もたてずに 満ち充ちて 荒む想いの 住処にな…

7

届いたものを。

この胸にある 誰かの悲しみを この胸にくる 誰かの苦しみを この胸に残る 誰かの辛さを 代…

6

首輪。

うちの犬は、お散歩があまり好きでない。 けれど、行きたいらしい。 意気揚々と出発しても、す…

7

もごもごして、ぐるぐる。

この頭のなか ぐちゃぐちゃ もごもご して どっちつかずで ぐるぐる 一番きらい だな 隠れ…

4

ツナガル。

肉体が繋がる事よりも 心が繋がる事が大事で それが安易でないからこそ 誰とでも繋がれないからこそ 心の凸と凹が合わさったとき 交わりながら、心の道が繋がったとき 想いが溢れる 充ちる そこに刺激なんて要らなくて 言葉と繋がる心があれば それでいい それが、いい それを知れた悦びを、幸せと呼ぶ

こんな夜に。

足りなくなって 渇いたスポンジ 憂いて乾いて それを求めて 満ち染み渡り 潤う 過ごして 気…

6

甘いの。

とっても、甘くて 心を くすぐられる とっても、美味しくて いくらでも口にしたくなる 触れ…

9

涙の色

たとえば、涙 にも 色があるとして これは 何色の涙 なんだろう 色が混じりあって 透明にな…

7

黒いの。

ふと 黒い森に堕ちて 毎回毎回 この自分が嫌だと思い この感じの自分が嫌で嫌で なのに変わら…

5

愛でられた花。

愛でられることを知った花は 愛でられる喜びを知り 愛でられる喜びを知ってしまった花は もっ…

10

存在感。

なんとなく話したくなった人に なんとなく電話をかけてみたり。 ふと誰かと話したくなって 思…

7

ふわふわ。

それはとても心地がよくて とても気持ちがいい。 心も体も満たされて とても気持ちがいい。 それは、ふわふわとして ぼーっとして 全て夢なのかと思うくらい。 それは例えば たんぽぽの綿毛に包まれているような。 ふわふわの白いタオルにくるまって ふわふわの白い雲の上を 重力など無いかのように ふわふわと浮く。 それが私の幸せの種。