読書

今日、100歳を越えている患者さんが、体を思いきり斜めにしながらも本を読んでいた。
その方は嚥下機能が低下していて、もう充分な食事が取れず、ほぼ点滴のみの栄養で生きている。
もう体の具合は落ち着いていて、あと少しで退院するが、退院後は点滴は外される。

ということは、ということだ。
すべて自然な流れをご家族は望んでいる。

とにかく、今日その方は本をおもしろそうに読んでいて、簡単な会話を私と交わしてくれて、こんなことを目上の方に言うのは失礼かもしれないけど、とってもかわいらしかった。

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