一級建築士製図対策

5月2日に書いた記事ですが、
ひょっとしたらひょっとするかもですよ!

エスキスする前に、
①問題の問い掛けは何?
②そのアンサー答えは?
ここを確認してからエスキスに移行。

2人に実践して頂きました。

1人の方は取り掛かる前は混乱から涙をながされていたのです。
今年3年目のプレッシャーや想いが形にならない等、
いろいろね・・・。
気持ちは痛いほどわかります。私も角番の経験者です。

その方をどう導いていくかと悩みました。
こちらの考えの押しつけは本試験では役に立たない。
皆さん自身が、想いのあるエスキス・記述・作図を
完成させるにはどうしたらいいのか?
皆さんに伺うとやはり自信が持てないと返ってきます。

ではその自信をつけて頂く方法は何?

唯々ノルマ的に仕上げたものを、同じような添削うけて返却。
お互い時間の無駄ですよね?
私も講義~添削~個別返却は、中々のタイムスケジュールでして。

パっと見れば、この人は気持ちが入っている!ってわかりますよね。
以前も書きましたが上達のコツは気持ちが入っていることです。

では本題に戻して、
お二人の問題の問い掛けからそのアンサー答えはいかに?

びっくりするような理路整然と描かれた長文章
お二人とも記述が苦手な方だったのが、
気付いたらこんな長文章が!

よしっ!これでエスキス取り掛かろう!
っとGOサインかければ、夜中に出来ましたと、エスキスが。

正直今までその方のエスキスで見たことのない気持ちが入ってました。
何より、愉しくて、達成感があり、もちろんこれを重ねて行けば、
とんでもない自信につながる!

50名程の生徒さん全員に共有していこうと思ってます。

皆様に共有させて頂ければと。

①具体的な要求は?それをまず据えて軸に!動かさない。
②考えていいこと。美術館課題なら、アトリエか展示どちらかが
面積的に階を振り分けないといけない。
アトリエ3階にまとめるなら、多目的展示は1階
(だから、講演会等も行うのか)
いやまてよ、多目的展示は常設展示じゃないなら、
非イベント時が閑散とするから、
アトリエの小部屋は1階におろして市民利用に配慮して、
展示を2階に纏めるのもありだよな。
同一階で展示が行える。見る側も見やすい。展示品の搬入も楽。
講演会の時はホワイエがあるから大丈夫!って。

記述の①アトリエ・展示のゾーニングが問われてる!
そういうことか。
エスキスしていく手順を記述すればいいんだ!

来年は本業のスケジュール的に講師は難しそうなので、
特に集大成として挑みたい!

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