本当の満足ってなんだっけ?

ハンドメイドをはじめてからもう4年?5年?6年目に入ったかしら?
という感じです。
最初は子育て世代のママ達とわいわいはじめて、だんだんと自分の作りたいものを探して、だんだんとオリジナルの作品ができあがってきたという頃、いったんパートもやめて作家として歩もう!と決心した時期がありました。
そのころ思っていたのが
・きっと私すぐ売れっ子作家になるだろうな
・きっとすぐ稼げちゃって旦那に嫉妬されちゃうんだろうな
ふふふふ
ほんと私ったらおめでたいやつでして(笑)
結局1年の終わりには「損益分岐点てなんぞや?」ってくらいな無残な結果にw

まあ、それでも、その1年にいろいろなことを経験できて、今まで自分がつくってきたものがまだ誰かの何かを摸したものだと気がつき、どんどん自分の作りたいもの作らなあかん!毎日座ってばかりだと体が弱ってあかん!(これ切実に!肩こり、頭痛、腰痛など死ぬかと思ったw)ファンの方を獲得せなあかん!もっと知ってもらわなあかん!とほんと痛い目を見ないとわからない私にほとほとあきれておりました。

次の年からこれまた極端に「よし!パートにでる!」と宣言し、週6のパートに出たのです。でもこれ一年前に「私作家として歩もう!」の続き。
「パートにでてもでなくてももうすでに私は作家!」そこさえ自分の中でぶれなければ、全然いいのだと気が付きました!前まではパートに出てることでハンドメイドは趣味になっちゃうなんて思いもあってパートやめたんですが。家でハンドメイドだけしていると弊害もたくさんあることに気がついたんですね。

パートをすることでついてきた特典
・家のリビングがアトリエなのでまずは「お前、好きなことばかりして!」という夫の視線を排除すべくお給料(年貢)を毎月渡すミッション→これすごくよかったです(笑)旦那が家事を手伝ってくれるようになったし、家の中で忙しそうに制作していても何も文句言われなくなったし、むしろ「最近作ってないけど大丈夫?」との気遣いの言葉まで(笑)アトリエの環境がとてもよくなりました。しかも毎月お小遣いくれるようになりました→これで出店費やら材料費やら新作作るときの足しにもできるのです。
・体調管理→家の中でハンドメイドばっかりしてたら筋肉はどんどん衰えていきます。パートを運動に置き換えて、パートの時間は運動の時間だと思うようにしました。なので仕事選びも体動かせる系の単純作業というカテゴリーで絞って検索(笑)給料は安いけど、お金もらって運動できるなんて一石二鳥です!w

そんなこんなで、パートに出る→毎月お小遣いもらえる→地元以外の出店ができる→広い視点で自分のブランディングができる→本当に作りたいものが作れる→ファンが増える→もっとものづくりが楽しくなる
といういい循環ができました。

この循環のなかでお金はものすごい速さで目の前を通り過ぎていきます。ハンドメイドだけしていたときよりも、ものすごい勢いでとんでいくしものすごい勢いではいっていきます。
で、で、で、で、こんな事に気が付きました。
「売れっ子作家ってなんやねん!?」
「手元にあんまりお金のこらんのやけど。」
「でもものすんごいいろんな人とかかわれて、年末東京にもいけて、どんどん行きたかった場所で出店できたり、どんどん作りたいものが浮かんでくる」
「私が本当に望むものって売れっ子作家じゃねーわ!」

きっと手元にお金を残すために作家はしていなくて、もっともっと今自分のなかでふつふつとしているものを具現化できたり、想像もしなかった出会いや瞬間に立ち会うためにやるんだな。
ってすっごく静かな感じでじんわりきました(露天風呂はいりながら)

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