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挫折してしまった全てのスマブラーへ

スマブラをやめてしまった全ての人へ

 皆さん、突然だが大乱闘スマッシュブラザーズ、やっているだろうか。対戦ゲームでは真っ先に名前を思い浮かべる名作。eスポーツとして世界中で大会が開かれ、switchでも最新作が発売され、その勢いは留まるどころを知らず益々広がりを見せている。とりあえず新作がswitchで出たから買った、という人も多いことだろうと思う。

 しかし、流行りに乗ったは良いもののオンラインに潜っても全然勝てなくてタンスの奥に眠っているという人も多いのではないだろうか。もったいない。税抜7200円。すごいもったいないと思わないだろうか。とはいえやっぱりゲームは勝てないと全然面白くないのも事実である。そこで投げ出したくなるのもめっちゃわかる。とはいえ、
 
 僕自身スマブラは覚えれば一生遊べるゲームであると自負している。新型コロナウイルスの影響で外に出づらい今だからこそ、スマブラをやるべきであると思うわけである。

 これは自慢になるか分からないが全キャラVIPの僕がスマブラのノウハウを書き連ね、スマブラで友達に勝てるようになりたい!とか、スマブラを買った人にまた遊びたい!とか思わせたいがための記事である。目安としては操作もままならないような初心者〜VIPに上がれない中級者向けに記事を書いてみることとする。

じゃあどうすれば勝てるのか

 という人も結構多いと思う。友達の家でとりあえずコントローラー握らされて、なんかすぐ自滅しちゃうし、いつのまにか吹っ飛ばされてるし、全然攻撃当てられないし、みたいな人も沢山いることだろう。わかる。そんな人の為に、まずは初心者におすすめのキャラを僕が独断で紹介したいと思う。

初心者向けのおすすめのキャラ紹介

ピット、プラックピット
 僕が真っ先に思い浮かべるのはこの2キャラである。まとめて扱う理由は、殆ど同じ性能だから。見た目で選んでもらっても全然大丈夫。オススメする理由を1つずつ挙げていこうと思う。

めちゃくちゃ扱いやすい
 そこそこの足の速さ、ワザの出の速さ、リーチの長さが高水準にまとまっている。またスティックを倒した方向に素直に技が出てくれるので、感覚的に相手を攻撃しやすい。
 必殺ワザも、飛び道具、撃墜ワザ、復帰ワザ、反射ワザとスマブラにあったら良いよねって要素を全部備えている。これに関しては後述する。

復帰がラク
 ジャンプが多段ジャンプの為ジャンプだけでも帰って来れることが多く、上Bで出せる上必殺ワザ(復帰ワザ)が、長距離を高速で飛び、方向調整も出来、とりあえず崖から出されたらこれ使えば絶対帰ってこれるよねって性能をしている。中級者同士になってくると復帰阻止とかしてくる輩がいるけど初心者同士だったらこれ使っとけばほぼ間違いなくステージに戻ってこれる。

横必殺技の存在
 横Bで出せる横必殺技は、相手に近づいて持ってる武器でブン殴るみたいな技だが、このスティックを倒してBを押すだけみたいな技で相手を倒せてしまうのがすんごく優しい。スマッシュ攻撃とか出来なくてもこれで倒せるというのがすごい優しい。

 上記をまとめると、吹っ飛ばされてもステージに戻るのが楽で、横B使ってれば相手をいつか倒せるよね、っていう凄い分かりやすい動きになる。以上が僕の考えるピット又はプラックピットをお勧めする理由である。とりあえず上達が頭打ちになってしまった場合はこのキャラ達を使ってみることをオススメする。

スマブラが上手くなるには?

 ここからは、中級者向けの少し高度なお話になってしまうので、読み飛ばしてもらっても構わない。ここでは、どうすれば対人戦(主にオンラインとか)で勝てるようになるのか、みたいな話をしたいと思う。小ジャンプの仕方とか反転空後とかそういうのはgame8に載ってるから自分で調べて。

空中で1回しかジャンプできないキャラを使う
 要するに、マリオとか、リンクとか挙げればキリが無いが、さっきのピットとかを除いてスマブラというゲームは計2回ジャンプできるキャラが大多数を占める。
 ではなぜこのキャラたちを使うべきかという理由に関しては単純で、あーこのキャラ無理だーってなって別キャラを使っても同じ2段ジャンプのキャラを使えば応用が効くからである。
 逆にカービィとか多段ジャンプできるキャラは慣れてしまうと他のキャラに応用が効きづらく、そのキャラしか使えない、みたいな状況になってしまいがちである。実際キャラランクで上位にいるキャラは殆どが2段ジャンプのキャラである。
 他にも2段ジャンプの利点はあり、最高高度に達するまでのフレーム(時間)が速いというのがある。多段ジャンプのキャラは最高高度だけ見れば他キャラを圧倒するものの、その分一回のジャンプの高さは低めになっている。例としてカービィとファルコの最高高度は同じくらいだが、ファルコの方が圧倒的に速い。これに急降下を組み合わせれば上に下にビュンビュン動ける。高いところにいるキャラの追撃もしやすいということである。

復帰ワザは基本届くギリギリの位置+崖の真下で使う
 結構VIP上がれないなんて人を見てると、方向転換できる復帰ワザ(パルテナとか)をミスって崖掴めずにそのまま落ちてったり、そのまま着地してしまい攻撃を喰らったりっていうのを多く見る。
 大前提として、復帰をする際はしっかり崖を掴むのが大事。復帰阻止を仕掛けてくる相手に対してはその都度対応すべきだし、ある程度死んでも仕方ない部分ではあるが、勝手に自滅してしまうのはあまりにももったいない。方向転換できる復帰ワザは、崖の真下で使う事によってそのまま上にスティックを倒しっぱなしで復帰できる。またマリオなどの復帰ワザはワザの終わり際に崖掴み判定が発生する。ということは復帰距離ギリギリで使えば崖を掴む事ができる。これらを守るだけで、安定した復帰が可能になる。

相手の攻撃を全て避け、自分の攻撃を全て当てる
 何を当たり前のことを言っているのかとか、それができれば苦労しないとか言われてしまいそうだが、実際この理論はスマブラではめっちゃ大事になる。
 自分の攻撃だけを当てるというのは、ワザの発生が早いキャラを使うだとか、飛び道具を持つキャラを使うだとか、リーチの長いキャラ(マルスとか)を使うだとか、実際このキャラたちは大会でも上位に食い込んでくる事が多い。
 攻撃を当てる回数が多くなれば、それだけ相手を倒しやすくなることに繋がる。
 また、小さいキャラの方が大きいキャラよりも攻撃が当たりにくいから有利ってのもこの理論である。

「択」を用意する
 これもスマブラでは重要な要素である。どういうことかというと、相手を攻めるときや、倒されないようにするためには、何個かの選択肢が存在する。
 攻めを例にとってみると、
①相手を素直に殴る
②掴む
の二択(実際にはもっとあるが)が存在する。
①は、相手にシールドを張られていると、掴みなどで反撃されてしまう。②は、相手がジャンプしていたり、攻撃を置かれていたりすると、返り討ちに遭ってしまう。ではどうすればいいかというと、同じ行動ばっかりしないという事が大切である。
 ①とか②ばっかりするっていうのは、要するに相手がパーを出し続けているのにグーを出し続けるのと同じである。そんなの負けるに決まっている。これが「択」を用意するという事である。スマブラにはどの行動にも必ず弱点が存在する。それを択を散らすことにより、相手に対応されづらくなる。地上で見え見えのガードを張っている相手にダッシュ攻撃や空中攻撃で突っ込んだりしていないだろうか。
 また守りの際にも同じ事が言える。自分が崖捕まりをしている際、いっつも同じ上がり方をしていないだろうか。ジャンプ上がりを読まれて攻撃を当てられたとかないだろうか。どんな上手いプレイヤーにも必ずそういったスキは存在する。

有利状況を作ったら攻撃の手を緩めない
 これもめっちゃ大事な要素。例えば吹っ飛ばした後相手が復帰するのを眺めているだけではあまりにも勿体ない。
 崖から出て復帰阻止を仕掛けに行くとか、崖で待って相手の崖上がりのスキを攻撃するだとか、やる事は沢山ある。
 また、このゲームは下にいる方が有利なので、相手を上に飛ばして落ちてくるところをまた攻撃する(俗に言う着地狩り)とか、有利状況になったときに攻撃を仕掛けまくってダメージを稼ぐのは基本中の基本。結構怠っている人も多いんじゃなかろうか。

空中から攻めてくる相手に対してはシールドを張る
 このゲームにおいて空中攻撃というのはあまりにも強力。今作からは着地隙も減り、よりリスクなく攻撃できるようになった。
 ではどう対応すべきか。シールドは掴みを無効化する事ができないが、空中で相手を掴む事ができるキャラは極一部である。よって、相手がジャンプして近づいてきたらとりあえずシールドを貼るのが大事になってくる。
 もちろんやられっぱなしになっているだけではダメで、相手の空中攻撃をガードしたら掴んだり、出の早いワザで反撃して相手の空中攻撃に対するリスク付けをするのが大事。

 以上僕が思うスマブラの上達方法をまとめてみた。これらを意識するだけでも大分変わってくるんじゃないかと思う。

まとめ

 ここまで飛ばし飛ばしで読んでくれた皆さんも、貴重なお時間を無駄にしてしまい大変申し訳なかった。
 めちゃくちゃ長い記事になってしまったが、これを機に皆さんがまたスマブラを始めるきっかけになってくれると幸いである。そもそもなんでこんな記事を作ろうかと思ったかというと凄い上から目線な理由なんだけど僕自身が強くなりすぎてしまい誰にも対戦してもらえなくなり(スマブラで対戦するのすら申し訳なくなり)たとえ手加減してもする方もされる方も楽しくないよねってことで書いてみた。
 それでは僕を倒してくれるようなプレイヤーが生まれることを願って筆を置くこととする。

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