見出し画像

また帰ってこれるように

2022年11月3日@福岡ROOMS

京都が拠点のバンド、mol-74のアコースティックワンマン、福岡は、昼と夜の2公演。
「名残惜しいなぁ。次の福岡は決まっていないけれど、また帰ってこれるように、大好きな福岡に帰ってこれるように。」
昼と夜公演のアンコールの最後のMCで、武市さんは、笑顔だった。

かなり長文の、モルカルさんとの出会いは、複雑だ。
2019年9月に水戸のthe quiet roomの福岡ワンマンがあった。終演後、物販で買ったグッズを、会場の外でバッグに詰めているファン同士で、クワルー以外、どんなバンドの音楽を聴いているのかという話になった。
私は、クワルーの福岡ワンマンが嬉しくて、その翌週の大阪も行く予定であること。2018年8月には、初めて仙台に行き、コビキさんの卒業を見送って、クワルーを知るきっかけになった、鹿児島のテスラは泣かない。と2マンだった話をした。
2人の彼女は、京都のmol-74、モルカルのツアーでは、京都に行ったことがあるし、遠征をよくしている、という話をしていた。一度見たら夢中になって、あちこちに遠征してしまう、と。

夜公演の心地よい音色に、最前列でまどろみながら、過去を思い出していた。

You Tubeの音楽番組でLucky Kilimanjaroの次のゲストがモルカルで、演奏のレベルの高さにびっくりした。ラッキリさんとモルカルさん、すごかぁ。
思い出せないぐらい前に、福岡の小さいライブハウスでモルカルのライブを見たことがあったような、でも、あまり印象に残らなかった。過去はあてにならんな。今年からの推しにした、名古屋のHalf time Oldだって、2019年6月に見た時とは、自分が別人なぐらい、2021年10月に発売の、アルバム、ステレオアーモンドから感性が変化して、今のHalfさんが大好きじゃん。

2022年5月のモルカルのOOODERツアー福岡は、行くのを迷った。中旬には、札幌のThe Floorの名古屋と大阪ツアーで遠征だ、どうしよう。
Spotifyで音源を聴いているだけのファンでも楽しめるのだろうか??直前で仕事も休みになったGWを過ぎて、福岡ツアーも過ぎ、このままずっと悩み続けるのは嫌だなと思っていた。
そして、モルカルのAnswers、Replicaを急に聴き始めていたように、
胸を焦がして、という1曲で知った、群馬のIvy to Fraudulent Gameの福岡リリベとツアーに行ってみることにした。ライブ会場のBGMで流れたモルカルのエイプリル。ツアーのポスターをチェックしてみたら、広島の対バンはmol-74、行こう、モルカルさんに会いに行こう。
6月のツアーは延期になり、Ivyのワンマン、登場BGMはエイプリル。
8月の振替も再延期、モルカルがMemento Moriをカバー。2マン広島、絶対にリベンジせなね。
9月にようやく開催の広島2マンは、とても素晴らしかった。モルカルもIvyも、お互いを出会った時から、音楽を進化して、変わらないものと変わるものを活かしつつ、続けていること。
昼公演後、Ivyファンで、対バンがきっかけでモルカルを観に来た彼女ともお会いした。Ivyがきっかけ、夜公演が始まるまで、昼公演の興奮も相まって話が尽きない。

The Floorのラジオ、ふろふろで、2022年の4月に、選曲で流れたエイプリル。
札幌では11月3日、ラッキリのワンマン、クワルーの2マンツアーが開催されていた。

ツアーはまだ続くけん、セトリから曲のことを書けないから💦

曲から好きになった分、メンバーの人となりが知れる、ゆるっとMCは、貴重で楽しかった。
グッズ紹介で、クラフトケースを手でちぎる武市さん。いつぞやインスタライブのグッズ紹介でも、手でちぎっていて、昼公演も夜公演も、反射的に笑い出してしまった。昼公演では、メンバーの血液型の話、夜公演でも、
「雑なんですよ〜。」
面白すぎる😂

井上さんは、本籍が福岡だそうで。学生の頃のお弁当に、高菜の油炒めと炒り卵を敷き詰めてあった思い出をしていた。
「(福岡の親戚って)前に挨拶した方?」
という武市さんに、
「ううん、前は熊本のおばさん。福岡のおばさんもいる。」
と答えて、ずっとニコニコな井上さん。
へぇ〜九州に親戚おんしゃーのね。(いるのねね☺️)
夜公演のアンコールでは、ステージ前のギリギリまで出て座る、愛嬌たくさん。
親戚やったら、絶対に応援したくなるレベル
カワ(・∀・)イイ!!

坂東さんは、グッズ紹介で、ステージ前に出てきて、しっかりモデルを務める。
夜公演では、武市さんと、ラーメントークになり、
「ツアー先がどこでも、ラーメンが美味しい
🍜」
という名言で、
「高松は、さすがにうどんだね。」
という結論を、坂東さんと武市さんで一致させていた。(隣で井上さんの、斬り込めないツッコミトークも爆笑😂)

髙橋さんは、昼公演では、明太子1本食べてみたい、夜公演では、福岡にある美味しいものを全部食べたい、と言い、
「ずるくない?」
と、武市さんに言われる。
「たかっちゃん不思議なの。“昨日何食べた?”って聞いても、“何でしょうね!?”って、笑」
「小学生ぐらいの頃、お母さんが、ミートソーススパゲッティを夕食に出したら、2ヶ月ぐらい毎日続いても平気だった🍝」
という不思議エピソードを話し出すし。
「不思議。でも、たかっちゃんってグルメだよね。」
たかっちゃん、坂東さん、とぅんさん、武市さんが、メンバーの呼び名が面白い。
昼公演の時には、
「武市氏、咳払いしてもいい??」
と聞いた井上さん。これもまた、面白かったわ。

「こんばんは〜!あっ、こんにちは!mol-74のアコースティックワンマン広島にお集まりの皆さん。」
と、昼公演の最初に時差ボケで、少し緊張していたり、アンコールのカバー曲でチューニングしていなかったり、武市さんの天然っぷりも覆るぐらい、昼公演と夜公演は、最初から最後まで楽しかった。
“寝かせにかかる”、本当に心地良くて、温泉に入っているような、くつろぎの音色が響いて、うぅ、寝ちまいそうだ、寝るのが惜しいよ、でもこんなん心がほぐれたら、リラックスなっちゃやーんと、葛藤していた。
世の中の不眠に悩む方の、絶対眠れるCDとして音源化するべきだと、思わずツイートしてしまった。
日中の仕事で疲れて、夜は眠る社会人、っていうのが大人になってからの常識だと思っていた。でも、楽しくて、遊び疲れて眠くなって寝てしまうこともあるんやな。 

また、帰ってこれるように。
モルカルさんが、音楽をお土産に帰ってこれる場所が、あちこちに出来ますように。
ツアーファイナルまで、お気をつけて、いってらっしゃいませ!

#モルカル
#mol -74
#アコカル2022福岡



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?