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武井壮さん、乙武洋匡さん、杉村太蔵さんの高学歴ニートへのお話

テレビ放送「林先生の初耳学」を見て

久しぶりにテレビをつけると、「林先生の初耳学」という番組が放送されていて、その中の、働くことに後ろ向きな“高学歴ニート”たちに特別授業をする3人の講師の話が心に残ったので書きとどめておく。
すでに記憶があいまいになってますが…なんとなくで。

【武井壮さんの授業】

武井さん自身は、今回の生徒たちと同じくニート経験者だったそう。
24歳で役者?を目指していた兄を癌で亡くし、そこから兄の夢であったテレビ出演を果たすべく、どうしたらテレビに出れるか必死に考えた。
まずは、テレビ雑誌の分析から
何がトレンドとなっているのかを研究され、スポーツ・ニュース・動物などのキーワードから徹底的に自分を磨かれた。
はじめて出演できたのは39歳。長い時間をかけた努力がすごい…
ニートにあるもの…それは「時間」
ほんの数分でも、自分しか知らない世界を誰かに提供できたりする。
どこかに属して働いているわけではないニートはその「時間」という財産を多くもっているわけで、誰も知らない、誰もやらない価値を見つけていってほしいとの事だった。

乙武洋匡さんの授業】

乙武さんは、死ぬときに満足していたいという想いをもっておられた。
生まれた時から大きいハンデを背負い、チャレンジの連続。
だから、一時期不倫騒動でバッシングを浴びたときは、海外に旅立たれ、海外の住みよい街に住んでみたそうだが、3週間もすると飽きてしまった。
日本でもっと挑戦すべきことがあると気づいたとの事だった。
やりたい事は「選択肢の提供」
既成概念にとらわれず、幸せになるための選択肢をつくり提供していきたい。
そのためには職業なんて関係ない。職業は手段。
死ぬときに満足したと心から想えるのなら、ニートをずっと続けるのだってありとも言っておられた。
あと、変えたい事は新卒一括採用だそう。就職のレールに乗れなかったら脱落者みたいな生きにくさを変えたい。そのレールがあるからレールに乗るために必死になってしまい、大切なものを見失う。
これを変えるのは政治だけど、自分は信頼を失ってしまったから、政治の世界に入るのは厳しいとのことだった。

【杉村太蔵さんの授業】

杉村さんは、今の仕事が好きではない。こんなはずじゃなかったとも思っている。仕事をしているのは、妻子供を養うためにお金が必要だから。
でも、総合したら今幸せだということ。
好きな仕事ではないが、幸せとか色々矛盾があったと思われるが、杉村さんの価値観は仕事ではなく家庭で、その軸があるから堂々とお金のために仕事をしていると言い切っていたのかなと感じた。

【最後に】

記憶も曖昧で、かなり雑な感じになってしまったが…
日本の中での何か統一された価値観にもがきつつも、講師・生徒もそれぞれの価値観を持って生きておられるのをすごく感じられた。
生き方に正しさなんてない。
ただ、この生き方がいいんだ!って想える生き方をしていきたいし、少なくとも自分の見える範囲の人は幸せを感じてもらえるようにアプローチしていきたいと感じた夜でした。

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