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元世界チャンプの学校では教えてくれないM2020ドラフト戦術

どうも!MTGやる気勢モリカツです。

前回まではM2020基本セットのシールドについて書かせていただきましたがもう書くことがないくらいに書いたので今回はドラフト編です。

みっちりシールドをやったのでドラフトはその応用。
強いデッキをイメージできるようになるように今回は実際に組んだデッキと狙いたいデッキタイプを紹介します。

まず色の強さですが、白はコモンで強いのが平和な心くらい。
コモンで初手でピックしたいのは黒の殺害です。

緑なら狂気の一咬みくらいで基本的にはレアかアンコでとれるカードに期待します。
ですが戦術ランドや弱いレアがでてしまった場合は仕方ありません。

そこそこ強いレアやアンコが残っててコモンが抜けていたら右の人は殺害をとった可能性が高いです。

昔の話ですが僕は2005年に行われた世界選手権のドラフトの成績は6-0でした。

もちろんみっちり練習しましたがあるひとつの作戦で周りの人を出し抜けたんです。

世の中には多くのドラフトの記事がありますが僕のこの方法を書いている人はいませんでした。

M2020はその時のテクニックを使える環境だったので今回は最強色含め紹介します。

今回は大好きな漫画ヒカルの碁に挑戦ってことで強気に400円に挑戦しかけましたが、前回に引き続き300円でいきますw


約40時間かけて記事を練ってこの環境最強のアーキタイプもみつけたのでご期待ください!


まずM2020のシールドから初めて一番強い色について考えました。

少し昔の話をさせてください。

2005世界選手権の時最強の色は青でした。

上とかぶっても絶対に青をやる。

そして下には絶対に青を流さない。
当時一日ドラフトを6回を約2ヶ月間やっていくうちに基本的に上の色を読み被らない2色でうまくデッキを組むそれが定石といわれてましたが、死ぬ気で青やるべき。それが練習でだした結論でした。

初日5-1で迎えた第一ドラフト上手に座ったのはカルロスロマーオでした。

誰もが知ってる青好き。

基本通りにやると青は避けて違う色をやったほうがいい。

そう考える方も多いと思います。

ですが僕は上手がカルロスで青をほぼピックしてくることはわかっていましたが、あえてこぼれた青をとる作戦にでました。

この時後で聞いたのですがカルロスは初手青のアンコモンをとっていました。

普通にやっても強いデッキはもちろん組めません。

だって良いカードは上手に取られてしまいますからw

じゃあどうするのか?

それは2パック目にすべてをかける。

何が何でも青をやるそれが一番勝てるストラテジーだったからです。

こぼれてきた青いカードは絶対に下に流さない。
だいたいの青のカードはカルロスが取ります。

そして僕はカードの強さよりも青を流さないっていう意識を強く持ってドラフトしました。

その結果どうなるか。1パック目少しため息がでるくらいに弱い。
でもそれは想定内。

まず上の色を後半流れてきたカードである程度読み、流したカードで下が何色をやっているかを把握します。

最強の色の青の相方を色読みで決める。

そうすると1パック目こそよく取れなかったものの2パック目で青いカードをがんがんとり(しかも下にほぼ流れてないから防波堤のごとく青の優良カードが流れてきたのをゲットしやすい。)

3パック目で上手から流れてくる予測ができる色を選び補足する。

シグナルになるのは一周した9手目以降で基本的に強いと思われるカードが流れてきた時または12手目以降一応デッキに入ったりサイドボードに入るかもしれないカードの色をみてあたりをつけます。

そして思惑通り2パック目で青の強いカードをたくさんとって3パック目でこぼれてくれた青いカードはたまにとって2色目は空いてると予想している色で補足する。

被ってない赤より被ってる青の方が強い。

何回も練習する中でそれに気がつきました。

結果青黒コントロールが組めて3-0.

後で聞いた話ですが、カルロスの上も青をやっていました。

結果2パック目の流れが良かったこともあって僕が一番強いデッキを組み上げる事ができました。

真ん中のカルロスくん。おつかれさんw

でM2020もある最強色があります。
みなさんわかりますか?

やってみて意外でしたがM2020最強色は黒です

コモン最強はもちろん殺害。
コモンで最強のカードがある色こそ最強にもっとも近い。
こう考えました。

黒の相方は青か緑。

まず黒緑の説明をします!ここテストにでます!w


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実際MOでピックしてできたデッキです。

ほとんどがたいしたことないコモンでできているのがわかるでしょうか?

せっかくみなさんに読んで頂くからにはレアなケースでなくコモン、アンコモン中心でいつでも組める強いアーキタイプを探そうと思いたどりつきました。

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この2枚組み合わさるとこの環境ほとんど勝ちです。

重いのでけっこう回ってくるし1枚ずつ取れれば基本問題ありません。

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デッキの次元が違ってただ殴ってくる相手に負けようがありません。

このデッキのキーカードを紹介します。

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まずこいつ。

この2枚と組み合わさると鬼です。
安く取れますが1枚目は必ず確保しておきましょう。

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今回取れませんでしたが、骸骨のお供。1枚は欲しいです。

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今回のデッキは2枚ずつ取れましたが、1枚ずつでもいいです。

ドルイドはエレメンタルなので人気があるので早めに楽園の贈り物は後半にあったらとりましょう。


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黒が最強の理由2つ目になるのがこのカードの存在。

黒無色1マナで対象のクリーチャーを破壊してワンドロー。

そんなカードがコモンにあったらどう思いますか?
ぶっこ割れてる。神話レアでも良い。そう思うのではないでしょうか。

このカードをまさに怪物カードに変えるカードがあります。

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それがこのカード。
緑なのでタッチしやすいし単体でもそこそこ。これを見たら急いで取ってください。

一応トークンはエレメンタルなので青赤とかでも使いやすいのであまりまわってきませんが焼印刃を怪物カードにする1枚です。

黒緑はクリーチャーが並びやすく骸骨との地味コンボにも使えます。

黒緑タッチ赤の理想系はレアに頼らな上にカードの組み合わせで弱いコモンが化けるのでこの環境の最強の組み合わせです。

みんなに内緒にしたいくらいの自信のあるストラテジーですが、せっかく僕の記事を読んでくれた方に勝ってほしいので公開しました。

弱いコモンの寄せ集めで組めるので色が被っても安心。積極的に狙ってみてください。あまりの強さに驚きます。

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結果も3-0.やってて相手がかわいそうでしたw

先手でも後手でも強いし隙があまりありません。
唯一の難点は神話レアのプレインズウォーカー後手3ターン目にだされるとかはきついですが、それくらいで他はなんとでもなります。

GPでドラフトまでいけた方に超おススメします!

どうしてもできそうにないときのために他の色のデッキの強弱についても触れていきます。

白緑。除去も豊富でマナベースも意識して綺麗に仕上がりました。


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ほとんど緑単だったので普通入らないこれを採用。

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基本的には一番デッキに入ってる森を選択しつづけますが、戦術ランドがあればすぐに引けるし、茨の騎兵で上に戻して起動!ってレアケースもありました。

1マナで好きな色のプロテクションをつける神々の思し召しも戦術がついてるので戦術カードや戦術ランドもしくは単色に近くて同じ基本土地が10枚以上なら使ってみても良いと思います。

通常白緑にはないドロー呪文が嬉しかったです。

こちらは2-1でしたが、赤緑よりは白緑の方が強いです。
理由は息切れしにくいから、赤緑はすぐに息切れするのでやらないほうがいいです。

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このデッキも2-1でしたが、やはり赤緑は息切れしやすいしさばかれやすい。よっぽどじゃなきゃもうやりたくないくらいの組み合わせです。

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これは黒緑を狙ってカードが足りず仕方なく青黒タッチ緑に軌道修正したデッキです。

2-1できればってくらいかなーと思いましたが結果は3-0。
骸骨がめっちゃ欲しかったですw

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このレアも骸骨とセットで使いましょう。

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続いて青白。青白といえば3-0できないけど一番2-1しやすいと昔から言われていますね。

普通に殴ってくる相手には戦えますが、僕自慢の黒緑にはフルボッコにされます。飛行が蜘蛛でとまってしまうww

青白はおススメできない組み合わせです。

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青黒はこんな感じ。黒緑できなかった時は青黒という駆け込み寺的な色です。

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レアになりますが、けっこう流れてくるレアなのでこれらを組み合わせてライブラリーアウトで勝つ守備的なデッキも後半戦までいければあらゆるデッキに勝つポテンシャルがあります。

全部戻して回収を繰り返すと速攻を持たないクリーチャーで相手が攻撃できないロック状態になります。

せいそうの学者が除去られる展開になりますが送還も安く取れるのでなかなかうちとれません。

シールド戦で狙ってみることがたまにあって組めたら強いです。

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続いて青緑。

練習前最強の組み合わせだと思っていましたが実はあまり強くなかったです。

完成系はエレメンタルだらけになると思いますが積極的にやりたい色ではありませんでした。

続いて青赤エレメンタル。青緑の20倍おススメします。

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黒緑の完成系とも唯一勝負できるビートするならこれしかないって組み合わせです。

除去にドローに飛行に速攻。とても強いコンセプトで赤緑と違って全然息切れしません。

黒緑と対極に位置するため僕はほとんどやりませんが組めたらかなり強いです。

赤の強いレアを引いたときは青赤引けなかったら黒緑狙いで黒きめうち。

黒緑か青赤どちらかを組めれば2-1以上がかなり硬くその他の色は大きくこの二つの組み合わせに離されてます。

特に一番のおススメは最強の色である黒を被ってもいいからやる。

赤白ってどうなの?

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こちらは逆に赤青狙いが外れた時の駆け込み寺色です。

とりあえず一通り紹介できたのでだいたいの環境のイメージがついたかと思います。

一番に黒緑タッチ赤を目指して保険で青黒に。
青赤を狙って無理だったら赤白に。

この2パターンで2-1以上を狙えるデッキが組めます。

赤緑や青白や白黒や青緑が弱いというより黒緑と青赤が頭2つ抜けて強いそれがこの環境の答えです。

相手が2ターン目に山森って置いてきたらよしと思えます。
青白も白黒も一緒。

いやだなって思うのはやはり黒緑、青赤、次点で青黒って感じです。

殴ってビートしたい!って方には青赤狙いで流れみて赤白、圧倒的な強さで相手をねじ伏せたいって方には黒から入って黒緑流れ次第で黒青って感じでピックしてみてください!

以上でドラフト編の記事終了!

MOで対戦しながら記事を書いてましたw

環境把握できてる人がそこまで多いと思えないのでモリカツ記事4回読んでしっかりと自慢の相棒(デッキ)を組んで是非少しでも上位にいけることを願ってます。

僕も負けずにがんばります!

ポーカーの修行のためフィリピンに1年ほどいましたが、世界挑戦するためには日本でいろいろな活動や仕事をしてお金をためて年に1回行われるポーカーの世界大会にでるために色々なことをしてみたいと思い始めたノート。文章をうまく書くのは得意ではありませんが、内容は自信あります!

がんばって練習した成果が少しでもあなたの役に立ってくれたら嬉しいです^^

僕の記事を読んでくれた方には正直あたりたくないですw

手の内を明かしてるし、包み隠さず全て最も勝てる戦略を書いたので僕も簡単には勝てないある意味最強の敵を作る戦略記事になってしまいましたw

まとめると被ってても色避けしすぎずに強いアーキタイプならあえて突き進むべきときもあって被ってなくても赤緑は弱いからやらない、強い色の組み合わせを選べば上と被ってても戦えるし3-0も狙える!

色読みは大事だけど上手と色被りしてでも突き進むことも時には必要です。

だいたい言いたいことは伝えられてるかな?w

それでは千葉でお会いしましょう。ありがとうございました!


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