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選手向け/スポーツメンタル

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スポーツにおけるメンタル記事をまとめました。 スポーツ選手、アスリート、部活の生徒さんなど。主にプレイヤー向けです。
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#ほぼ毎日note

#001 「ゾーンに入る」メリットと方法

こんな経験はありませんか? 子どものころ、好きなことに夢中になって時間が経つのも忘れていた。 気がつけば周りに誰もいなくなって一人で夢中になっていた。 工作や作品作りをしていてアッという間に時間が経過していた。 これらは一例ですが、周囲が見えなくなる、時間を忘れるほど集中している状態をゾーンに入る、と言います。 また、驚異的な集中力を発揮できたり予想を超える成果(結果)を生むこともあります。 この状態を「ゾーン」といいます。 意図的にゾーン状態に入ることができたらいかがで

#014 余裕がなくなった時の魔法の言葉

自分の心に余裕がなくなると、周りに優しくできないですよね。 そして、自分にも優しくできなくなります。 自分に余裕がないと、周囲の状況把握するのが甘くなります。 そんな心に余裕がなくなることを漢字で表現すると 『忙』や『忘』となります。 忙しい、忘れる。 そんなときに自分の心を落ち着ける魔法があります。 『私はいま、試されている…』 仕事に夢中になっているときや流れに乗っているとき、邪魔されたくない。 そんな時に玄関のチャイムが鳴ったら! 『私はいま、試されている

#013 脳が「誤作動」を起こして負ける?

【私たちの思考】が脳への司令 私たちの思考が脳へ司令を出しています。 「悪い言葉を使わない」「否定するような言葉は使わない」「ネガティブな思考はしない」等は脳へ”悪い司令”を与えないためです。 キケンな脳への司令は「もう大体できた」 終わっていないのに「もう大体できた」「もうすぐ終わるな」「もう勝ったな」「成功だな」と安心してしまう。 試合、練習、稽古、仕事、試験などの大事な場面でこんなことを思ったことはありませんか? 例えば… 相手に大差をつけていたはずなのに ・

#011 私たちは【思い込み】でできている。

誰しも【思い込み】を持っています。 「ダメかもしれない」、「自分にはできないかも…」 そんな思い込みは自分の可能性を狭めている一番の原因なんですね。 ただ、【思い込み】にも『良い思い込み』と『悪い思い込み』の二種類あります。一概に【思い込み】全てが良くない…というわけではないのです。   自分自身の価値観、固定概念も【思い込み】だと言えますよね。 二種類の【思い込み】とは…? 『良い思い込み』…有名なのがプラシーボ効果。 偽の薬を服薬しているのに、病気が改善されてい