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岸田内閣改造(2023年9月13日)の上川外務大臣・木原防衛大臣と、エマニュエル駐日米大使
台湾有事が来年にも予測されるような状況での岸田政権の内閣改造。
同盟国アメリカにとって、2プラス2(日米の外交担当閣僚と防衛担当閣僚が、安保政策や防衛政策について話し合う枠組み)のカウンターパートとなる外相と防衛相の人事は、最大の関心事であろう。
そこで、エマニュエル駐日米大使と、上川外相、木原防衛相との関係性をSNS発信を中心に見てみる。
上川陽子 外務大臣
・ハーバード大学ケネディ・スクールで政治行政学修士号を取得
・マックス・ボーカス上院議員(米民主党)の政策スタッフを務める。
・憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「賛成」と回答
・日韓議員連盟
・日韓関係を重視しており、2001年には第27回日韓議員連盟合同総会に、2007年には日韓若手国会議員懇談会に、それぞれ訪韓した際に出席している。またb、静岡市内で開かれた朝鮮通信使400周年シンポジウムでは「対話を続けていくことができれば、過去の過ちを克服することは十分可能」と発言した
2022年6月2日 自民女性議員3名と。
上川陽子議員、丸川珠代議員、島尻安伊子議員のお三方とお会いしました。教育の機会、法改正、気候変動との闘いについて意見交換し、大いに触発されました。日本の未来のために彼女たちが起こそうとしている変化を、興味深く伺いました。 https://t.co/cAwDjZ0qB4
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) June 3, 2022
2023年8月8日 1対1での戦略ミーティング
自民党では上川陽子衆議院議員のようなリーダーが、党の女性議員を増やす改革で支持を集めています。今日はコーヒーを飲みながらの戦略ミーティングでしたが、次回は必ず静岡茶をお出しします。 https://t.co/UygfW0hn4u
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) August 8, 2023
2023年9月29日 「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」。上川陽子外相とお話しする中で、岸田首相のこの言葉を思い出しました。
「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」。本日、ブカレスト9の大使ならびに上川陽子外相とお話しする中で、岸田首相のこの言葉を思い出しました。共通の価値観のために皆が立ち上がり、欧州大西洋とインド太平洋の平和と繁栄を確保するよう手を携えています。われわれ共同の取り組みや意見表明が… https://t.co/yrNIkvMaMg
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) September 29, 2023
木原稔 防衛大臣
・安全保障関連法案の成立に賛成。
・憲法改正に賛成。改正すべき項目として、憲法改正の手続、戦争放棄と自衛隊、緊急事態条項を挙げた。
・2014年1月22日、アメリカ軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設断念を求めた照屋寛徳ら沖縄県出身・選出議員に対し、移設に反対する稲嶺進が4155票差で当選した1月19日の沖縄県名護市長選挙の結果をあげて「私も政治家なので民意は大事にしなければならないと思っている」とした上で、「永田町の民意で言うと、自民党が多数派で野党は少数派だ。敗れた末松文信さん側も少数派だが、小さな声にも耳を傾けねばならない」「今回の選挙結果は直近の民意だが、同じように選挙で選ばれた仲井眞弘多知事の埋め立て承認も民意の一つだ」と語った。
・2015年6月23日に行われた沖縄全戦没者追悼式で首相の安倍晋三に怒号が浴びせられたことについて、「主催者は沖縄県である」「たくさんの式典や集会を見ているから分かるが、明らかに動員されていた」「そういったことが式典の異様な雰囲気になった原因ではないか」とし、やじを飛ばしたのは県の動員による参列者であると示唆した。
・日華議員懇談会(事務局長)
2022年5月17日 第31代駐日アメリカ合衆国特命全権大使
![](https://assets.st-note.com/img/1694919939546-r52iUZ8hiU.png?width=800)
今年2月に正式着任したラーム・エマニュエル大使から公邸に招かれました。
先日取りまとめた安全保障3文書改定に向けた「党提言」や、今後の日米関係などについて意見交換しました。
エマニュエル大使はこれまでにシカゴ市長やオバマ大統領の首席補佐官を歴任。以前は連邦議会下院議員を務めるなど、政治家として経験豊富な大使です。https://kiharaminoru.jp/blog/2022/05/17/4557/
9月13日 内閣改造当日
Prime Minister @kishida230 approaches his two-year anniversary this October. Today’s cabinet reshuffle is more than just a change in personnel, it’s a reaffirmation of our shared commitment to alliance projection and it brings renewed energy to Japan’s deterrence. This shift…
— ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (@USAmbJapan) September 13, 2023
岸田首相は、この10月で就任2周年を迎えます。本日の内閣改造は、単なる人事異動にとどまらず、打って出る同盟という日米共通の取り組みを改めて確認するものであり、日本の抑止力に新たな活力をもたらしてくれます。この転換は、日本が地域の安定、ルールに基づく秩序、外交を通じた長期的なパートナーシップの醸成への献身を堅持し続けているという明確なメッセージをこの地域に送っています。ビジョン、目的、責任をもって日本国の舵取りを行うというリーダーシップを発揮された岸田首相にお祝い申し上げます。
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