素敵な女性たちに出会い・・・


7月19日

今日はskyrocketさんのイベント

「21世紀を生きる子供への大人の関わり方」に参加した。

参加者はほとんど私よりも年上の方で

先生や親御さんが多かった。が!

私は本日の登壇者のNPO法人カタリバ代表の今村久美さんの

お話がどうしても聞きたく参加した。

登壇者は今村さんの他お2人いらっしゃって

タイガーモブ代表の菊池恵理子さん、

未来教育会議実行委員会代表の熊平美香さん、

計3名の方からのお話を1時間半聞くことができた。

お三方とも教育のスペシャリストと言える方々で

様々な視点から現在の教育についての意見を聞くことができた。


ざっくりお三方の話の内容を2つにまとめると

コロナウィルスによる学校機関、子供達への影響と

大人の関わり方である。


1つ目のコロナウィルスによる学校機関、子供達への影響というのは

このような状況で、学校が休校になったり、分散登校になったことで

“学校”という子供達にとって最後のセーフティーネットがなくなる

ということである。

それにより、不登校になる子供が増えたり、

虐待、家庭内暴力が増加した。

今村さんは、学校というのは3つの役割を行っている

と、仰っていた。

1つ目は、学習をするところ。

2つ目は、健康管理をするところ。

そして3つ目は、親の価値観から離れた居場所。

である。

1つ目と2つ目の学習と健康管理をするところ

というのは、私自身も理解していたが、

3つ目の学校が親の価値観から離れた居場所というのは

私は、今まで考えたことなかった。

しかし、思い返してみると、私自身も

学校と家で態度が違ったり

家で親に言えないことを、学校では話せたりできた。

そのような、当たり前の日常が今は送ることができなくなっており

それが子供達のストレスとなっているのである。


また、もちろんオンライン授業等の普及により

貧困の差が顕著になったりと、日本の学校教育の悪い面も

見えるようになってきたという。



そして2つ目の大人の関わり方。

今の大人たちは、子供達個人の

“好き”や“興味関心”の追求、学ぶ意欲を削いでる、という。

大人は、どうしても子供達に

勉強を“教える”、、、〜を“教える”と思いがちだが

“教える”というより、子供の学ぶ意欲を“引き出す”というように

考えた方が良いという。

また、日本人は性格的な問題もあると思うのだが

日本の大人は、あまり失敗させるようなことには手を出させない、

様々な国の教育を見てきた熊平さんは

海外の子供達は、なんでも挑戦していた、と仰っていた。


これを聞き、知らない間で

大人は、子供達の学ぶ意欲や

チャレンジ精神を削いでいるのだな、と感じた。


私は、これから、

教育される側ではなく、教育する側になる。

これから、様々な子供達に出会うだろう。

出会う子供達、1人ひとりにいろんな個性、才能がある。

その個性、才能を潰す教育者にだけは絶対なりたくない。

今日出会った3名の素晴らしい教育者の方々のように

第一に子供達のことを、子供達の未来を考えることのできる

教育者になりたい。






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