コロナ禍帰国日記③

第3話に突入しました！
空港到着〜検疫〜入国をしてからは写真撮影は遠慮していたので写真は少なくなります。

羽田空港に予定より30分程早く到着。検疫の混み具合に応じて機内で待つ場合があるとの話でしたがすぐに機内から出られました。
ゲートでしばらく待ち、ここから検疫に通されるまでいくつかのグループに分けられます。

まず、
1.小さいお子さんやお手伝いを必要とする方がいるグループ

2.公共交通機関を使わずに自家用車の迎え、もしくはレンタカーで帰れる方々

3.公共交通機関を使わずに帰るのが不可能な方々

3グループです。私は最後のグループなので1番最後まで待ちました。
その後第3グループの検疫検査の順番が回ってきてPCR検査の列に並びます。PCR検査については検査について詳しく書いた前の記事をご覧下さい。(リンクが貼れません！どなたかnoteの使い方に詳しい方教えて下さい！)

PCR検査のコツはゆっくり検査してもらうようお願いすること、始まる前に数回深く深く深呼吸することです。管楽器奏者だから上手いとかそう言うのはおそらくありません。恐怖で呼吸も上がっていたと思います。

PCR検査が終わってまた待合室→待合室、と待たされます。その間ここからどうやって移動するかを係員の方とお話ししました。

帰国した29日から都内のAirbnbを予約していたので、無料巡回バスのルート内かどうかずっと気がかりだったのでたくさん質問しました。
無事ルート内との事で、送ってもらえそうです。

待合室で30分〜1時間程待った後、当日中にPCR検査の結果は出ないとの事で、国が貸し切った政府指定のホテルに2泊3日で宿泊する事になりました。一泊程度は予想していましたが2泊は予想していなかったのですぐに予約しているマンションに2日遅れると連絡..

アナウンスが遠くてよく聞き取れませんでしたが羽田空港付近ではないホテル。

その後はその待合室にいた帰国者の中で３つのグループに分けられ(到着順？ランダム？順番は、分からず..)
私はまたしても最後の3グループ目。ここのグループには同じくロンドン発JL44便に搭乗された方と、フィリピンから帰国された方がいました。

はい。公共交通機関には乗りません。

その後はグループ全員で距離を取りながら移動、ながーいゲートを渡り歩いてやっと入国審査、の前にサーモグラフィーの検温機にて検温
、してる風でしたがほぼただ通るだけ..

入国審査です。日本の空港って空港スタッフさんみんな優しいのに入国審査の人たちはなんであんなにunsympatheticなんだろう。

年季が入りすぎたパスポート。カバーをつけておけば良かった🤣
中にはたくさんの歴史が。たくさんの入国、出国スタンプ！空きページが残り数ページになりました。でもそろそろパスポートの更新なので、それまでには間に合いそう☺️
いろんな国に行った歴史が詰まった思い出のパスポート。

入国審査の後、バッケージを取って税関手続き、やっと入国です。

グループ全員が揃うまで30分以上待ちます。この時点で既に空港から3時間後。
時間があるのでトイレに行く事だけは認められました。お金を下ろしたかったのですぐ後ろにあるATMに行きたかったのですがそれも認められました。今思えばあのタイミングで自動販売機か、目の前の売店で何か温かいものを買ってもいいか聞けば良かった😭

少し移動する為にもグループが全員揃っているか確認しながら待って、少し進んで、また待って、の繰り返し。移動して、確認して、点呼して。
まさに
「知らない人達との修学旅行」
でした。

大人になってここまで管理されて移動することってあまりありません。

羽田空港の関係者入り口のスタッフ専用エレベーターを使ってやっとの思いで外に出られました。

その後、バスが停まっている駐車場まで移動します。外にいられた時間はおよそ3分。束の間の外の空気でした。

帰国者専用隔離施設行きバスの様子。シートが全てビニールで覆われ、乗客席と運転手席の間が、分厚いビニールカーテンで仕切られています。ここから対応してくださる全てのスタッフ、運転手の方は皆さん防護服装備、命がけで、ありがとうございます。

皆、疲労困憊の中、重々しい雰囲気の中の移動。もちろん誰1人として話しません。

40分程移動、首都圏海沿いの某リゾートホテルに到着。1人ずつ名前、1人部屋を望むか家族との同室を望むか聞かれます。

私の順番が回ってきて部屋番号が書かれた小さい紙だけ渡されます。鍵は、渡されません。
闇を感じました。
フロント業務は停止されていて簡易の受付にて部屋番号を伝えお弁当の袋をもらい、エレベーターまで案内されます。
1人ずつエレベーターに乗せられ、エレベーターのボタンも押さないよう注意されます。階を伝えて押して貰い、フロアに着きました。部屋に入室。
撮影禁止と書かれてあるのでこれからの詳しい投稿は控えます。

2泊3日、部屋の外に1歩でも出られません。
三食お弁当を頂きますが温かいものが１つもなく体が冷えます。過酷です。水分が足りなくて1度だけ電話してお水をもらいました。それでも、感謝しています。心からありがとうございます。

もっと詳しく書きたいけれど書けないのがもどかしいです。

次回に続く！
Tschüss!