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ブルシットジョブ読了考
今日はセンセーショナルなタイトルが目を引くこの本。クソどうでもいい仕事の理論。
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ブルシットジョブ=直訳すると、牛のふんの仕事。
社会学者のデヴィッドグレーバーが書いた本、ベストセラーにもなっているようで気になって読んだ。
意外にも自分の仕事がブルシットジョブと気付いている、認知している層が一定割合いる、という点が驚きポイントその1である。
なおこの内容と文章は私ではなく著者の文章という点お見知りおきください、批判は受けません。
皆が自分が本当に心から熱量をもってジョブに当たれば、もっと優しい世界が来るのだろう。
目次
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例えばそれはどんなものか?
5類型にまとめられる
取り巻きの仕事 誰かを偉そうに見せたり気分を味合わせたりする
脅し屋 その存在を他者の雇用に全面的に依存している人たち 例軍隊、顧問弁護士
尻拭い 組織に欠陥が存在しているためにその仕事が存在している 例手動エクセル転記
書類穴埋め人
タスクマスター 他人へ仕事の割り当てをする仕事
なお、これらは網羅的ではないと著者は補足する。
・部門別労働力配分をみると(農業・工業・サービス業)、1900-2020と年を経るごとにサービス業・情報関連業の比率が高まっている。ブルシットジョブと感じている人たちが多いのはこの業でもある。
・個人の次元、社会経済の次元、文化的、政治的な次元それぞれをとらえると、なぜブルシットジョブが増えているのか(自分の仕事がブルシットジョブ(と感じる人々)が年々増加しているのか)を考えるヒントになる。
なお、ここでブルシットジョブとシットジョブ(骨が折れる仕事、劣悪な労働条件で実入の少ない仕事)は全く別物として捉えている。
事実、誰かの仕事が他者に寄与するものほど、当人に支払われるものはより少なくなる傾向にあり、その意味においてもよりシットジョブになる傾向になる。
まとめ
今取り組む仕事、これから取り組む仕事について、別な視点から考えるきっかけを与えてくれるかもしれません。全約400pと長めです。
終
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