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ソウレッジ 性教育アンバサダーワークショップに参加しました!

11月29日。
ソウレッジの「性教育アンバサダー育成のためのワークショップ」に参加してきました。久しぶりのワークショップ形式の学びの場。どんな方々に出会えるのか、緊張7割、たのしみ3割で参加しました。

▼ ワークショップについて

▼ ソウレッジについて

参加してどうだった?

緊張が勝っていた私ですが、参加して本当によかったです!
このnoteの自己紹介でも書いたけれど、私がこのアカウントを立ち上げたのは、「仲間がほしい」からでした。ジェンダーやフェミニズムを独学で学んできたけれど、そしてその延長線上で性教育に興味・関心を持ったけれど、身近に話し合える人がいない。一緒に「なにかしようよ」と手を取り合える人がいない。だから見つけたかった。

ワークショップに参加していた方は年齢も職業もバックグラウンドもまったく異なる人ばかり。でも、「性教育に関心がある」という土台があるから、安心して話すことができました。自分がこれまで経験したこと、学んだこと、疑問に思ったこと、他の人に伝えるには勇気がいることも、日常会話をするくらい自然に話せました。もしかしたら、今後もイベントでご一緒できるかもしれません。嬉しいなぁ。

なにを学んだの?

ワークショップでは、参加者のみなさんと『性教育ボードゲーム』を行いました。「人生ゲームのコマに、性に関することが書いてあるもの」と思っていただければイメージに近いはず。

止まったコマに書いてあるお題について話し合ったり、クイズに答えたり。
ex.「雰囲気がよかったのでキスしようと思ったら相手に泣かれてしまった。どうする?」、「人工妊娠中絶が行われているのは1日あたり何件?」など。

話のきっかけになり、学びも対話も深めることができました。こういうことを周囲の人としゃべる機会って、あんまりないもんなぁ。新鮮だったし、他の人の考えを聞くのも興味深かったです。

ワークショップのあとは、オンラインで講義とディスカッションに参加しました。知識編、行動編の2回に分けて行われたそれで、性知識の基礎をつけたり、性教育を広めていくためにはどうしたら良いのかを考えたり。「ワークショップをして、基礎知識を身につけて終わり」ではなく、今後どうやって行動に落とし込んでいくか? まで話し合えたのはとてもよかったなぁ。やって終わりだともったいないですもんね。

このあとどうするの?

「行動編」でアンバサダー活動プランを立てました。
私が今後、性教育アンバサダーとしてどんな行動を取るかを、2ステップでまとめたのです。

1ステップ目のひとつとして掲げたのは、
『自分は性教育アンバサダーです! と周囲に名乗ること』です。

私は子どもに関わる仕事をしているわけではないので、子ども相手に性教育を広めていくことは難しい立場にあります。だからまずは自分の周りの大人(子持ちの友人、知り合い、同僚など)に自分が性教育アンバサダーになったことを伝え(興味を持ってもらえたら)、自分の学びやソウレッジのことを話したいと思っています。

性教育トイレットペーパーやおしえ方ガイドブックは、ツールとして非常に使いやすいですし。ボードゲームは運用が開始されたら、身近な人とやってみたいですね。

最後に。性教育に興味を持った理由。

なにがきっかけだったかもう覚えていませんが、幼い頃の性被害に、大人になってから気がつきました。当時も「なにかヤバいことが自分の身に起きている」とは思ったし、「こんなこと親には言えない」という気持ちはありました(実際、言い出せずにしまい込んでいました)。でも、大人になって性知識がついてから、あの時のことを思い出したのです。10年以上の月日が経過していました。

当時のことでどれだけ怒りを感じようが、悲しみに暮れようが、もうなにもできない、どうしようもないことに深く傷つきました。

もっと早く、性について教えてくれていればよかったのに。

どういうことが「性被害」か分かっていれば、また違ったのに。

性について、気軽に、でも真面目に話せる相手がいたらなぁ。

「たられば」ばかりのその思いは、年々増すばかりです。

自分に子どもはいないけれど、これからを生きる子たちに自分と同じ思いをしてほしくないな。そのためには、きちんとした性教育を受けられる環境が必要だよなぁ。でもそれって、「性に関する正しい知識を持った大人」がいないことにははじまらないよね。

そんなことを考えていたけれど、なんの術も持ち合わせていない私は悶々とするばかりでした。そんな中、存在を知ったのがソウレッジでした。

アンバサダーとはいえ、まだまだ学ぶことはたくさんあります。
でも、仲間を見つけたからこそ一歩踏み出せることを嬉しく思います。

これからどうぞ、よろしくお願いします!

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