ありがとうはいつもアナローグ
このたびは『LuckyRaccoon_note vol.1』のご購読ありがとうございます! どうでしたどうでしたどうでした? と、お顔を覗き込みたい気持ちです。どうでした?
お試し版=0号のまえがきにも書きましたが、かなり前から頭のどこかに“ラッキーラクーン・デジタル”の文字はあったものの、いつ決断して、いつから作り始めたのかを憶えていないくらい、それはそれは猛スピードで事が運びました。
たとえば、LEGO BIG MORLのギター、タナカヒロキくんがツイッターで、自粛要請が続く中、掃除をしたり歌詞を書いたりギターを弾いたり……なんて呟いていたものだから、「原稿書くとか? 」→「書く原稿があるなら書きたい」→ メール送る → 承諾 → マネージャーさんもOK(ありがとうございました!)、ということでトトトトーン、と決まっていきました。
椎名琴音ちゃんはもともと別のものを一緒に作りたいね〜と話していたところで、それがちょっと先のことになりそうだったので、これはいいチャンス! とばかりに相談したら「やります!」と。なんちゅう、ええ子や〜。以前、ヘクとパスカルという映画監督の岩井俊二さんが主宰していたバンドのボーカルをしていて、そのバンドにヨースケ@HOMEくんがいたことが縁で、知り合いました。取材もさせてもらいました。今やってる「4&1/2(フォー・アンド・セカンド)」も大好きで、こうしてお仕事できて嬉しいです。でも紹介してくれた2本の映画、知らなかったの。今度観るわ。あ、そういえば朝ドラ『エール』に出てたよね、ビックリした!
ヒロキくんも、琴音ちゃんも、めちゃくちゃ飲み込みが早くて、自分が何を求められて何をすればいいのかをすぐに察知して、それを表現することができる。すごいなぁ〜。ついていくのがやっとです、ホント。
で、ラッキーラクーンといえば、ですよ。今回もオファーさせていただきました、KANくん「よろこんで」、菅原龍平くん「いいっすよ」とこれまた話が早かった。いつもお世話になっております。
KANくんの『ワールド・ワイド・ダジャレ・フォト』は年代順にお披露目されて、ゆくゆくは未発表作品もあるようですから、お楽しみに。
龍平くんの一人ラジオも新鮮ですよね。オリジナルのジングルもかわいいし、なんつっても、弾き語り。これは嬉しいし尊いし他の記事を目当てにご購入いただいた読者のみなさんにも聴いていただきたい。ぜひぜひ。
COWCOWの善しさんも紙のラッキーラクーンからのおつきあい。『ラッキーはあらいぐま』という絵本のようなページを、2丁拳銃の小堀くんが文を書いて、善しさんが絵を描いて、作ってくれました。ときどきメールで「Netflixの『ファーゴ』おもしろいですよ」「観てみます〜」みたいなやりとりはしてたのだけど、今度こんなこと始めましたって0号のURLを送ったら、とても興味を持ってくれて。オファーしてもいいのかな……図々しいかな……でもな……、と、少しだけ迷いましたが思い切って相談してみたら、「大丈夫ですよ! 」というお返事が。お言葉に甘えて、なんと、連載をお願いしちゃいました。大きな懐で受け止めてくれて、善しさん、ありがとうございます!
さて、話は少し遡りますが、3月末に、和田唱くんのソロ2nd.『ALBUM』の音源が送られてきました。私がやっているFM COCOLO『おとといラジオ』でオンエアさせていただけることになり、どの曲をかけようと考えながら聴いていたら、選びきれないぐらい、いい曲ばかり。いろんな話も聞きたいなぁ〜、ということで、今回はLINE電話でのインタビューとなりました。写真は唱くんの自撮りですよ。
お互い自宅にいる状態でたっぷり2時間余り。対面してるときと変わらない唱くんのアルバムにかける熱いお話を、うん、うん、と聞きながら、ときどき途絶えてしまう声に「ん? もう一回言って」と水を差さざるを得ない場面でも、熱量を維持したまま話を続けてくれました。
でもね、これは今後の課題です。テレワークならぬテレインタビューは、誰とでもできることではないということがよぉくわかったので。
そういう意味でも唱くん、マネージャーの大森さん、深いご理解と柔軟なご対応に感謝します。ありがとうございました。
それにしてもジャケットにまつわるエピソード、ステキなお話でした。うちにピアノはないけど、あのジャケットをそっと飾ってみたいよね。
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音楽カルチャー誌『ラッキーラクーン』のデジタル版。インタビュー記事やエッセイはもちろん、紙の本にはできない音声や動画も取り入れていければと…
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