誰も教えてくれなかった地域おこし協力隊が任期中に起業する話
地域おこし協力隊制度が始まってからもうすぐ10年
いい噂や悪い噂、実際のところどうなのか、まだまだ不鮮明なところもあるのではないのかと思っています。
自分自身も、新卒で地域おこし協力隊の制度を活用して移住し、青二才の若造だった僕が北海道の浦幌町で起業し、
任期中から事業を行っている経験から実際に協力隊期間中に起業するときに行った自分の経験談を残していきたいます。
目次
第1話 移住した先で馴染めるのかというお話し
第2話 雇用契約のお話し
第3話 自分が行う事業を考えるというお話し
第4話 お金についてのお話し
最終話 結局は覚悟を決めるのが大事というお話し
今日は、【第1話 移住した先で馴染めるのかというお話し】をお届けしたいと思います。
====キリトリ====
まずはじめに、ぶちあたる壁のひとつ「そもそも地域に馴染めるのか」というお話し。
様々な自治体でも悪い噂の筆頭によく聞く、地域おこし協力隊制度を活用し移住したが、
地域に馴染めず任期満了をせずに辞任したという話。
自分自身の見解ですが、
「地方移住はカネよりコネ」
だと思っています。
景色がいい、食べ物が美味しい、空気が澄み渡っている。。。。。。etc
たいていどこの地方でも同じで、一番大事なのは
「その町のコミニティはどうなっているのか。」
「その町についていきたい人や、頼れる人はいるのか。」
というのが、移住する前からある程度、移住候補先の地元住民とコミニケーションをとり数回行き来して、その町のことを知っていく。
そのプロセスを通じて、地域おこし協力隊になろうと決意するのがベターかもしれません。
もちろん移住してからもその地域に馴染む努力は不可欠です。
実際に自分自身も、
・まちのお祭りのお手伝いは必ずする
・飲み屋さんにはたくさん行く
・イベントを企画するときには、様々な関係各所に挨拶回りを行う
などなど行っています。
今はこうして書くことができているけど
1年目はおろそかにしていた部分も多々ありました。
けれども、このままではいけないという思いもあり
一生懸命たくさんのことをしてきて、ようやく顔と名前を一致していただけるようになりました。
確かに、小さなまちに行けば行くほどプライベートと仕事の境目がなくなるかもしれません。
でも、地域おこし協力隊という何者かわからない存在だということを認識し
そこで頑張れるか頑張れないかが大きな境目になってきているのではないかと思います。
そして、ある程度認識してもらえるようになった後には
ただのお手伝いでけではなく、自分が主体的になれること始めてみること。
自分自身も何かをしようとしたろきには新たな壁にぶち当たって、失敗して頭を下げにいろんなところに謝りに行って
その地域でできることが増えてきました。
町おこしに本当に必要なのは「若者・よそ者・馬鹿者」などではなく
自分自身で主体的に動き、いろんな調整をしながら行動していく人だと思います。
これはいっきに、ぽっとでのよそ者が赴任初日から出来るわけがないので
焦らず、じっくりと関係性を紡いて、良い移住ライフを送ってください。
こんな形で、現役の地域おこし協力隊や、地域おこし協力隊制度を使って移住検討されている方を対象に「誰も教えてくれなかった地域おこし協力隊の任期中に起業するお話し」を順次公開していきます。
次回は【雇用契約のお話し】です。
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