ローカルウェブメディアを考える。
ローカルウェブメディアってなんやねん。
今でもたまに思う事がある。
十勝で活動するうちにたまたまご縁があって十勝のローカルウェブメディアの「トカチアーズ」のお手伝いをさせていただく事になった。
そこで、色んなウェブメディアを見たり、本を読んだり少し自分なりに勉強をしてみた。
「地域の情報」について。
以前自分はブログでこんな記事を書いていた。
http://morikentimes.hatenablog.jp/entry/2016/04/11/200240
その時に言っていたのは
・ローカルで活動する人はなにかと忙しい人が多くて、自分で情報発信をする時間がとれないケースが多々あると思う
・そこで第三者的立場の人間が情報発信をしていくのがベターなのではないか
という事を書いていた。
今でもその考えは変わってはいないけれど、自分もその活動する人になり、ブログも情報発信を遠のいていく事に自覚はあった。
というよりは、どこまで情報を発信するべきなのかその線引きがわからなかった。
正直な話、地域の情報は溢れている。
決して情報発信をしていないわけではない。
けれども、それが「ない」ように感じるのはネット上に発信されていなかったり、内輪での共有などで終わっているからだと思う。
けれども、それは決して悪い事ではなくて
地域内のみで完結される情報であっただけだ。
そしてその情報発信として、地域内のみに発信できればオッケーなものだ。
むしろ、それを外向けに発信する事だけを考えていると、どこにでもありがちな「ローカルウェブメディアもどき」になってしまう、薄っぺらさみたいなものを感じる。
だからこそ、地域発の「ローカルウェブメディア」に求められるものは、地域外への発信を中心としたPR媒体ではなく、地域内住民のコミニティとしてのプラットフォームを目指す事が重要なのではないかと思うようになってきた。
そんな自分の考えがあっているのかどうか確かめる為にこんなイベントを企画させてもらった。
十勝に住む人が、自分たちがちょっとオモロいかもっていう事を教え合うイベント。
これも一つの仮説があって
『ウェブメディアのプラットフォーム化の為にリアルイベントが必要なのではないか」
ということ。
そんな事を確かめさせてもらう機会を頂いてすっごい嬉しいし、ぜひぜひこれからも色んな社会実験をしていければなと思います。
もりけん
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