夢へのアプローチ

先日、夢について辛口な文を書きました。
自分が夢破れたから-と言うよりも、疎遠になった知人を見ていて、思うところがありました。

夢に向けて、一歩踏み出す。


良く見聞きする言葉ですね。
この事について書いてみます。
最近、よく「自分は一歩を踏み出してない」と何人かの方が仰られていたんですね。
僕はそれを、「踏み出した」人への敬意を込めての言葉と思う訳です。
ここで興味深い事は、お互いにリスペクトしあえる、という事です。

「踏み出した」人から見れば、
「人生を着実に、地に足を着けて歩いている」ですし、
「踏み出さない」人から見れば、
「リスクを負ってまでやりたい事を進めている」となって、互いが経験していない事をしている相手をリスペクトする訳です。

問題なのは「その間」です。どういう事かというと、一歩踏み出すと言っておきながら、踏み出さない、踏み出せない人です。こういう人は踏み出した人にはミスを突いたりして批判し、
踏み出さない人には個性が無いとバカにする…
大きな事を口にしていたので、僕は単純に不思議に思い、質問しました。何故動き出さないの?と。

そうすると、隙がない返答が返ってきました。曰く、これこれこういう訳で今は動かないんだ。こうなってくれば、もう動くよ。

と、パーフェクトな自己弁明で話は終わりました。
結局踏み出す事無く終わり、あのたいそう立派な口上は何だったのか、呆気に取られました。

中途半端がダメ、という話ではありません。自分自身、中途半端だと思う事が日々あります。

そうではなくて、エラそうに上から目線で物を見たり語ったり、自分では何もしてないのに知ったかぶりして知ったような事を言うもんじゃない、って事だと思うんですよね…

でも、そういう人と友人関係にあった訳ですから、自分にもそういう部分が多少なりともある、と思うので、日々気をつけて過ごしています。

驕れる者は久しからず

気をつけたいものです。






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