医療・介護関係者におすすめPC便利ショートカット10選
医療・介護分野ではPCを使う機会があるものの、カルテ入力が中心となり、基本的操作のみで業務にさしつかえはあまりありません。
そのためか、基本的操作にとどまり、効率化のための機能を学ぶという意識が乏しいように思えます。
ショートカット機能に関しては学ぶ機会もなく、周囲に使っている方もいないため知ることもありません。
私自身も興味を持ち、調べるまではほぼほぼ0の状態でした。
本当に経験年数10年近くまで何も知らなかった。
しかし、一度調べ使ってみると思いのほか簡単であり、業務の効率化につながるものが多く有効活用することができました。
完全な私の主観ではありますが、便利なショートカット機能を紹介させていただきます。
ショートカットの効果
ショートカットキーを使うことでのメリットは
1.スピードアップ
なによりこれですね。使い方によっては1/3程度に時間を短縮できるものもあります。
「なんで知らなかったんだ」と後悔する程。
数秒の違いでも毎回・毎日・1年繰り返せば膨大な時間の節約につながります。
2.資料の見栄えを整えることができる
これはパワーポイントでの資料作成で効果を発揮するものですが
ショートカットキー一撃で図形を揃えたり、サイズをあわせたりができ
一気に見た目がよくなります。
3.資料作成が苦にならなくなる
資料作成のスピードが上がり、さらに見栄えを整えることができるようになると、クオリティが上がり満足度もUPします。
楽しみながら資料作成ができるようになります。
知って良かったショートカット10選(完全に主観)
①元に戻す ”Ctrl+Z”
手順を一つ前に戻すことができる。
誤入力・誤操作って何十回としますよね。
いちいちマウスを持って操作はめんどうです。
②スクリーンショット "Windows+Shift+S"
以前はPrs Scで画面をスクショして加工して使用していたのですが
Windows10からは範囲を指定してスクショができるようになりました。
これが超絶に便利。いちいちペイントで貼り付ける手間がなくなります。
③全選択 "Ctrl+A"
これはテキストや図形などを全て選択するものです。
一括で削除したい。全ての文字サイズを変更したい。全ての図形の色を変更したいなどの時に使います。
④複数選択 "Ctrl押しながらマウスで選択"
グループ化 "複数選択の状態でCtrl+G"
複数の図形の色を変更したいとき、一つ一つ変更していくのは手間ですよね。そんな時はCtrl押しながらマウスで選択すると複数を同時に変更することができます。
さらにそのままCtrl+Gでグループ化することもできます。
グループ化すると、まとまりで動かす・サイズを変更するなどができるようになります。
⑤文字サイズの変更 "Ctrl+Shift+> 大きくする"
"Ctrl+Shift+< 小さくする"
文字のサイズ調整が1ずつできます。
見出しや強調でサイズ調整して資料をみやすくする時に便利。
⑥箇条書き "ホーム→箇条書き"
これはショートカットとは違うのですが、非常に便利。
箇条書きボタンをぽちっと押すと、改行した部分で自動的に番号を振ってくれます。
行頭部分が突出するので、非常に整った文字組みをつくることができます。
普通に数字で改行すると、微妙に段がずれたりしてなんだか気持ち悪いときありますよね。
そんなときは箇条書きボタンをぽちってみてください。
⑦図形・テキストボックスのコピー "Ctrl押しながら移動"
図形の平行移動 "Ctrl+Shift押しながら移動"
パワーポイントでのショートカットになるのですが。なんとCtrl押して移動するだけで、コピーされるんですね。さらにShiftを押すと平行に移動できるので、ラインを揃えた状態でコピーができちゃいます。
⑧直前の操作を繰り返す "F4"
これは例えば図形の色を赤→青に変更する作業を、別の図形にもしたいとき。別の図形を選択しF4を押すだけで青に変更する作業ができてしまいます。
⑨印刷 "Ctrl+P"
印刷の画面まで一度でいけます。
⑩クリップボードの履歴 "Window+V"
これは最近知ったのですが、テキストのコピー履歴を確認し、再度使用することができるものです。
「ちょっと前にコピーしたものをまた使いたくなった」ということって意外にありますよね。そんな時活用できますね。
さらにピン留め機能があり、何度も使う文章などはピン留めして保存しておくことができます。
さいごに
私が普段活用頻度が高く、覚えてよかったショートカット機能を紹介させていただきました。医療・介護分野でもデジタル化の波は加速しPCでの作業頻度は増えていきます。今後何年も使用するものです。たったの数秒の短縮でもばかにはできません。
まずは自分に合うものから試してみてください。
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