フラワーカップ2024　全頭診断

枠順確定前のフラワーカップの全頭診断を行う。
各馬の能力評価と現状の評価を記載し、その上で現状の評価を記載する。
最終見解は枠順やトラックバイアスを加味して、当日の14時を目安に公開予定。

全頭診断

1番人気想定　カニキュル(戸崎J)

• 能力面

  • 前走は差し有利の展開がこの馬に向いた。ただ、ラスト3ハロンのタイム(12.0-11.8-11.7)が加速ラップと強い。ただ、2着以下の馬がその後芝で活躍できていないことからも過信しすぎるのは危険。

  • 前々走は勝ち馬のシュバルツクーゲルが強かったので仕方ない。ただ、展開による不利があった訳でもないので完全に力負け。

• 現状の評価

  • 脚質に融通がききそうなタイプかつある程度能力が保証されているので勝ち切れるかは分からないものの、軸向きの一頭

2番人気想定　ミアネーロ(津村J)

• 能力面

  • 前走の菜の花賞では最後直線前が詰まる不利があって、これさえ無ければ1着もあったと思われるほど能力はある。ただ、新馬戦では最終直線でよれる一面も見せておりやや難しい馬であるとも言える。

• 現状の評価

  • 比較的積極的に買っていきたい。調教の動きも非常によく、能力面ではこのメンバーの中でも1番に近いと思っている。前走5着と敗れておりオッズ妙味もあると思われるので、積極的に買いたい

3番人気想定　カンティアーモ(ルメールJ)

• 能力面

  • 新馬戦の内容がよく注目されているが、個人的にはそこまで強いと思っていない。新馬戦で接戦をした、ミッキースターダムが未勝利戦を勝ち上がれていない。前走(デイリー杯2歳S)も勝ち馬はジャンタルマンタルで強かったものの、この馬と同じく差しの競馬をした3着ナムラフッカーと5着ナムラエイハブが次走以降それほど目立った成績を残していないことからも能力面を高く評価することはできない

• 現状の評価

  • ルメールジョッキーが乗ることから人気することが予想される。そもそもの能力をそれほど評価していないことや前走は剛腕のマーカンドジョッキーを持ってしてもエンジンがかかるのが遅いこの馬が中山の直線で間に合う気がしない。ルメールジョッキーで人気することも加味して、消す予定。

4番人気想定　ラビットアイ(横山典J)

• 能力面

  • 未勝利戦で3回負けているがいずれも勝ち馬が強かったため仕方ない。未勝利戦ではきっちりとこの馬の競馬をしており、勝っているのは評価できる。ただ、前走のつばき賞はおそらくそれほどメンバーレベルも高くなくそこでの4着なのでそれほど評価はできない。

• 現状の評価

  • 先行できる馬かつ最低限の能力はあるので、馬券内にきても全然おかしくないが積極的に買おうとは思わない。あくまで紐の1頭。

5番人気想定　テリオスサラ(石橋J)

• 能力面

  • 前走は凡走しているが、おそらく走ったコースが悪かった気がしている。(似たコースを走ったサフィラも凡走。サフィラは阪神JFではかなり強い競馬をしておりこの世代でも力関係は上位。)そのため、大きく評価を下げる必要はないと思っている。

  • 前々走のフェアリーステークスでは、大出遅れからの7着なのでスムーズであれば1着もあった。また、3走前の赤松賞でも差し有利の展開を先行しての2着でありかなり評価できる。(3着オメガウインクはフィリーズレビュー5着、5着セキトバイーストはチューリップ賞2着のハイレベル戦)

• 現状の評価

  • 今回のメンバーではほぼ唯一この世代の重賞クラスで通用している馬と戦ってきており結果を残している。このメンバーでは、能力はかなり高い方であるにも関わらず近走の凡走によって人気を落としているのであれば積極的に狙っていきたい本命候補馬である。

6番人気想定　フォーザボーイズ(横山和J)

• 能力面

  • 前走1勝クラスを2着しているがこれが全く評価できない。このレースの3着馬(クビ差)は未勝利馬であり、1着馬に関してもダートで勝ち上がりをしていた馬である。休み明け初戦かつ前有利の展開で後ろからの競馬となったとはいえでも、このレースで勝ちきれないのはちょっとしんどい。

• 現状の評価

  • 前走の1勝クラスの内容が評価できない上に、ある程度人気しているようなので今回は買えない。

7番人気想定　ヒラボクミニー(田辺J)

• 能力面

  • 前有利の展開がうちで先行したヒラボクミニーにあった。新馬戦の2,3,4着馬が次走で馬券に入れていないことからもこのレースのレベルはそれほど高くなかったと思う。

• 現状の評価

  • 買い要素がないため消し

8番人気想定　エルフストラック(石川J)

• 能力面

  • 前走は、前有利な展開がこの馬に向いての2着なのでそれほど評価はできない。また、2走前の若駒ステークスでも前有利の展開を先行しての4着であり評価はできない。

• 現状の評価

  • 前走・前々走はおそらくそれほど低レベル戦ではない(前走の勝ち馬イゾラフェリーチェもエフフォーリアの妹だし、2走前の3着馬ブエナオンダもそれほど弱くはない)。先行したら意外としぶとい気もするので紐に入れたい1頭。

9番人気想定 マルコタージュ(杉原J)

• 能力面

  • 新馬戦の内容が加速ラップで良いし、最後競り勝つあたり根性ありそう。ただ、2着馬以降がまだ走っておらずメンバーレベルは測れない。

• 現状の評価

  • 人気しなければ勝っても良い。(ヒラボクミニーとかよりは全然こっちの方が強そう)

10番人気想定 ホーエリート(原J)

• 能力面

  • 前走は、最終直線の入り口で前が詰まる不利があった。最後も急ブレーキをかけており見直しが可能。3走前の内容がかなり良く後に2連勝するペッレグリーニに競り勝っていてベストを出せればかなり強い。

• 現状の評価

  • 持っている能力が出せればかなり面白い存在。馬券には絶対入れたい

11番人気想定　テリオスルル(松岡J)

• 能力面

  • 前走は前有利の展開で粘れておらず弱い。その前も特に評価できる内容でない。

• 現状の評価

  • 今回は買い要素がない

12番人気想定　スティックバイミー(菅原J)

• 能力面

  • 前走は前有利の展開で先行しての凡走で評価できず。新馬戦も前半1000m65秒のスローペースでの勝利で評価できない。

• 現状の評価

  • 今回は買い要素がない

現状の評価まとめ

本命　テリオスサラ
対抗　ミアネーロ
3番手 ホーエリート(注目の穴馬)
危険な人気馬　カンティアーモ

他にも予想していくので、Twitterフォローいただけますと幸いです。