【風俗業界のリアル】障害者“専門”だからこそ生まれる心のバリアフリー
こんにちは!こんばんは!
この記事に辿り着いてくださってありがとうございます!
もあふるオンライン教育実習のかぐやです。
数年ぶりにブログの執筆を担当することになり、プレッシャーを感じざるを得ません…。
記事班としていつも頑張ってくれているメンバーに負けないよう、最後まで読み応えのある記事を目指して書き上げました!
きっと面白いですよ。
よかったら最後までご覧ください。
今回の講師は、はんどめいど倶楽部を運営しているショウ先生です!
登壇者
文字でサクッと読みたい方はこのまま読み進めることをお勧めしますし、アーカイブもありますので、お時間がある方はぜひ覗いてみてください!
障害者向けの「何でも屋さん」
講義の冒頭は、はんどめいど倶楽部の活動に至った経緯についてお話ししていただきました。
ショウ先生は、14年前までは知的障害者と関わる職場に務めていました。
その時に出会ったのが、入浴介助で「射精するまで手を動かし続ける」利用者さん。
皆さんがその姿を目の前にしたら、どのように対応しますか?
そんな問いから「障害者の性ってどうなっているんだろう」とインターネットで調べてみると…福祉職のカリキュラムには、性に関する内容が一切ありません。
つまり、ほとんどの人が「性に関する課題についての視点を持っていない状態で福祉職に就く」ということです。
障害者の性に対して直接アプローチするものがないということを知ったショウ先生は、ゼロから事業を始めてみたのでした。
はんどめいど倶楽部は、「デリヘル」という業種ではありますが、いわゆる性的な身体接触のあるサービスに限らない、「何でも屋」さんであることを大切にしています。
性に関わるサービスは何も性行為に限った話ではありません。
普通のヘルパーさんには頼めないこともたくさんあります。
でも、本当は求めているんです。
そのような心の底で「こうしたい!」と言う“願い”を「障害者だから」という理由で制限されているのが事実です。
少数かもしれないけど、確かにそこにニーズがあるサービスを提供しているのが、ショウさんの日常です。
「泣いて感謝する」お客さん
はんどめいど倶楽部を利用する方は、他の風俗店と比較して、50代以上の利用が多く、その中には、「死ぬ前に一度はやっておきたい」という意気込みで依頼をしてくださる方もいます。
救急車を呼ぶ体制をしておかないといけない案件があり、サービス提供者が気が気でない様子が思い浮かびました。
そのような思いを持った方が本気でサービスを楽しむ姿は、キャストさんをも感動させる力があるそうです。
人生最後の思い出として楽しむ方もいれば、環境によって女性経験が少ない方もいる。
初めての夢のような体験に「泣いて感謝する」お客さんがいることはもっともなことなのかもしれません。
キャストさんの声で印象的だったのは、「風俗嬢をやってきて、ここ(はんどめいど倶楽部)のお客さんが1番優しい」ということです。
風俗といえば、悲しい事実ではありますが、風俗嬢の方がお客さんにぞんざいに扱われている事例は何度も耳にしたことがあります。
だからこそ、はんどめいど倶楽部でのお客さんとの出会いは貴重な価値があります。
「お断りする可能性があります」
ショウさんの事業でも同様に、キャストさんの身の安全を保障しなければなりません。
それでは、実際のところどんな対策を練っているのでしょうか。
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